塾長の授業日誌

HOME › 塾長の授業日誌 › 2018 公立高校入試問題分析 【理科】

2018 公立高校入試問題分析 【理科】

2018年03月10日

【理科】

 例年よりも難しい。前半の生物、地学分野でも、選択肢から選ぶのに時間を要する問題がある。後半の、化学、物理分野でも、時間がかかる。問題文の量も多く、時間不足になった受験生も多いのではないかと思われる。

 

【問1】

A (1) a,b は基本的問題。 c は細かい計算が必要で解きにくい。 (2)は教科書レベル。

B (1) a,b は基本。 cは通常とは異なるグラフなので、答えにくいかもしれない。  (2)は基本的出題

 

【問2】

A  蒸散の出題で頻出問題。解きやすい。

B (1) 基本。  (2)実験の条件を整理すれば解けるが、時間がかかったかもしれない。 

  (3) やや難しい。  (4)易しい   (5)実験Ⅱ、実験Ⅲの結果から分かることを選択する問題。難しい。

C (1)基本  (2)実際に表にして書いてみると確かめることができる。  (3)これも書いてみればできる。組み合わせが複数パターンあることに注意。

 

【問3】

A (1) 基本計算問題  (2)基本   (3)基本的記述問題   (4) 酸性ということが分かれば容易。

  (5) 中和するときの体積比を求めて、不足分を計算する問題。計算が2段階になるので、難しく感じるかもしれない。

B (1)(2)(3)基本的出題   (4)化学反応式。覚えていなくても、できる物質を書けば、完成する。  (5)基本

 

【問4】

A (1)グラフを読み取って計算する問題。難しく感じるかもしれない。 (2)設問の条件説明も長く、計算もやりづらい。

B (1)基本  (2) 図と表から数値を読み取って計算する。   (3) 水平部分に要する時間はBがAの半分であること、斜面を下る速さは最初は同じであることを使えば、解ける。感覚で解くと間違えやすい。   (4)a  グラフを読み取れば答は出る。 b グラフからの計算問題。頻出問題であるが、苦手とする受験生は多い問題。

C 例年最後は力、エネルギー関係であることが多いが、今年は、電流が最後。(1)(2)(3)は、基本的出題。

 (4)発熱量を苦手とする受験生は多い。発熱量は、電力に比例することを用いれば、解ける。 (5)は、Bの電熱線からの電力を求められれば答えは出る。

 


ホームページからのお問い合わせはこちらから。お電話でのお問い合わせは087-898-4223(授業・面談を最優先するため、授業・面談時間中は電話に出られない場合があります。留守番電話にて用件を承ります。)

このページの先頭へ