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解く順序

2014年11月10日

 テストを受けるとき、解く順番は大事です。

 

塾内でテストをするときに、机間巡視をしていると、最初から順に解いていることに遭遇します。それは別に構わないの

ですが、解く順序を組み立てた上で、そうして欲しいのです。

 

テストは、最初から易しい問題が並んでいるというわけではありません。数学は、比較的易しい順序で並んでいることが

多いですが、絶対ではありません。理科や社会なら、不得意な分野が最初に来ていると、時間がかかるかもしれません。

 

設定されたテスト時間内に、より多くの問題を解いて、高得点をとればいいのですから、解く順番は関係ないのです。

まずは、確実に解ける問題から解く。そして、点数を着実に積み重ねていくことです。解きにくい問題は、後で解けば

いいのです。解きにくい問題というのは、他の受験者も解きにくい訳で、実はそんなに差がつく問題ではありません。

点数の差がつくのは、実は基本問題です。それを確実に得点していれば、大きく失敗することはありません。

 

高得点を目指していて、失敗する例があります。満点を目指している場合です。満点を目指してますから、最後まで解く

のですが、最後の方が難しくて、時間いっぱい使ってしまい、見直すこともないまま、終了。で、結果が返ってきて、思い

のほか、基本問題での失点が多い。その結果、基本問題を確実に解いた人と点数があまり変わらない、ということもあ

りえるのです。

 

こうした失敗を防ぐためにも、解くための順番を考えることは大切ですし、基本問題を確実に得点することも大切です。

 

 

先日、高3生に、「センター試験」英語の解く順番をアドバイスしました。先日の模試で20点UPしたそうです。解く順番を

変えるだけでも、そのくらいは上がります。特に、「センター試験英語」は、最後の長文の配点が50点と高く、1問あたりの

配点も高いので、時間不足は致命傷です。ですから、解く順番を変えたほうがいい生徒も多いのです。


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