大学別模試
2023年09月22日
10月~11月にかけて、各種「大学別模試」が公開会場にて行われます。高校で実施する場合もあります。
受験を希望する大学に、こうした模試が行われる場合には、受験をすすめています。
ライバルの中での自分の位置、そして自分の勉強が入試に対応できているか、また、今後入試本番に向けて何を取り組めばいいかの方向性を示してくれるからです。
合格可能性の判定も出ますので、そちらが気になってしまうことは分かりますが、2次入試までまだ3~4か月あります。その期間の勉強次第で、その判定は、いい方向にもそうでない方向にも変動します。勉強の十分でないところを客観的に指摘してくれるものとして、活用すべきと思います。
基本的には「答を書くテスト」
2023年09月21日
小中高では、学校でタブレットを使った学習も進んでいます。また、デジタル教科書の導入も順次進んでいくことでしょう。
それに伴って、入試やテストも変わっていくでしょうが、今のところは、まだ「答を書くテスト」です。
大学入試の「共通テスト」は、すべてマーク式なので、答を書くわけではなく選ぶだけですが、数学や理科では計算は自分でやって、答のみをマークで選ぶ形です。したがって、問題を見るだけですぐに答が出るわけではなく、自分で計算をする必要があります。
ですので、実際にテストで答を書けるかどうかは、テスト勉強の時に練習する必要はあります。
教科書や問題集、ノート、プリントを眺めるだけの勉強では、不十分である、ということです。確かに、私も過去に「眺めるだけで完璧に覚えて、答も正確に書ける」塾生を見てきました。ですが、そうした塾生は、35年以上教えてきた中で、未だに名前が言えるくらいの超少数です。
「なんでもかんでも書いて勉強して覚えろ」、とは言いませんが、テストの答を正確に書けるように、テスト勉強の際に書く練習は必要です。
漢字、英単語、用語などはもちろんですが、英作文、国語の記述、理社の記述などは、実際に書いてみないとうまく表現できなかったり、指定の字数内で書けなかったりします。
「勉強したけど、思うように得点できなかった」という場合の一つの原因として、「書く練習」不足はあると思います。
中1、高1から「定期テスト」で点を取って合格へつなげる
2023年09月19日
この3連休、自習室は3日間とも利用できるようにしました。
三木高生はテスト週間ですし、さぬき市の中学校もテスト週間でした。また、もちろんのこと、中3、高3受験生も大勢やってきて、満席の時間帯も多かったです。
公立高校入試の場合、いわゆる内申点と入試当日のテストの点数で合否が決まります。比重は1:1です。つまり入試といっても、半分は、中学校の時の成績(中1~中3)で決まってしまいます。その成績は、「定期テスト」の結果を中心に決められているはずです。ですから、「定期テスト」の時から、時間をかけて勉強して、高得点を取り、5段階評定で5や4をとっていけば、入試の際にそんなに困ることはないですし、入試本番勝負、ということはなくなります。
それは高校生も同じで、最近は、学校推薦型選抜や総合型選抜など、いわゆる一般入試ではない選抜方式が多くなっています。これらの場合、大学ごとに選抜の方法や基準は異なりますが、学校の成績で出願基準を定めている場合があります。
出願条件として、高1~高3の評定平均を用いている場合、やはり高1から高めの評定を取っていかないと、高2、高3になって、ヤバイと思って本気で勉強しても、平均を取りますから、高1の最初から高い評定を取っているライバルには、数字上はなかなか勝てません。
ですから、高校生も、中学生と同様に、高1の最初から、「定期テスト」で高得点が取れるように、日々の学習を行っていけば、合格へは近づいていることになります。
「推薦入試は考えず、一般入試を受験する」という場合でも、結局は、日々習った内容が基になって一般入試も出題されるわけですので、「定期テスト」の時に勉強しておくことが必要であることは言うまでもありません。
満席
2023年09月14日
三木高校も昨日「期末考査」のテスト発表でした。
テストの近い中学生も含めて、自習室の利用は増えています。塾の方針として、放課後(夕方)の利用を勧めています。夜(夕食後)に勉強するのは当たり前ですので、それに加えて勉強時間を確保するためです。
この方針は、もう10年以上、いやもっと前からそうで、浸透しています。ちなみに、今日の夕方の自習室は満席でした。もちろん、私語などしている塾生はおらず、静かに集中して取り組めています。
放課後に2~3時間利用して、一旦夕食の為に帰宅して、再び自習室にやってくる塾生も多いです。
また、テスト前や土曜日などは、13時~22時30分まで、途中食事の時間を除いて、ずっと勉強している塾生も少なからずいます。
集中できる環境であることは、そのことからも言えると思っています。
教科書を勉強する
2023年09月13日
理解力を向上させ、得点力を上げようと思ったら、まずやるべきことは、
「教科書を勉強する」
ことです。
「問題集で問題を解くのが勉強だ」と勘違いしている人もたまにいますが、「教科書を読み、内容を理解し、そして問題集を解いて確認する」という手順で勉強すべきです。
教科書を読んで内容を理解してから問題を解くと、スムーズに解けることが多いです。また、内容を理解していると、公式を忘れても、自分で導き出すこともできます。
例えば、中学生の地理で、時差を計算するときに、経度15度の差で1時間の時差が生じますが、この15度を忘れたときでも、1日に地球が1回自転していることを用いれば、360÷24=15 で求めることができます。また、東京の時刻が分かっている時に、イギリスの時刻を求めるときに、時差を足すのか、引くのか、ということも、理屈が分かっていれば、覚えていなくても求められます。
高校生の数学で言えば、三角関数の倍角や半角の公式を忘れても、加法定理から導き出せることを知っていれば、容易に求めることができます。
実際、成績上位の生徒は、皆テスト前に教科書を開いて、隅々まで読み込んでいます。過去に難関大学に合格した塾生も皆そうでした。
テストが近づいていますが、大事なのは、「教科書」ということを忘れずに取り組んで欲しいと思います。
家ではできないのは大人も?
2023年09月12日
昨日に書いた内容とも重なりますが、家で勉強しようという気持ちはあっても、思うようにいかない場合もあるようです。
「ついスマホに手が伸びてしまう」
「勉強しようと思っても、勉強のスタートがつい遅れてしまう」
「学校から帰ってきて、ちょっと休憩のつもりが、そのまま寝てしまう」
「親が『勉強は?』と、うるさい」
「兄弟に勉強の邪魔をされる」
「家族の話し声、笑い声、テレビの音量で集中が難しい」
「勉強の途中で一旦休憩、のつもりが休憩からなかなか勉強に戻れない」
・・・
まあ、いろいろあるようです。
大人の在宅勤務にしても、同様に、家では集中して仕事ができない、等の理由で、自宅以外で仕事の場所探しをしてる方もいらっしゃいます。
いろいろ事情はあるにせよ、集中して勉強や仕事に取り組める環境というのは重要です。
家で勉強できるのが理想ではありますが、なかなかそういかない生徒向けに、TOP進学教室では、自習室を設置して、集中できる環境を用意しています。
自習室に来るまでの往復の時間が無駄なように思えても、実際には、集中してさっと取り組めることを考えれば、無駄にはならないと思っています。
部活していた時間を勉強の時間に・・・
2023年09月11日
9月も10日経過しました。
先週も書きましたが、中3,高3受験生は、部活に費やしていた放課後の時間を、勉強の時間に変えることができているでしょうか?
部活の時間が2時間あったなら、夕方に2時間勉強する、ということです。
部活がなくなった分、時間はできているはずですし、受験生なのですから、それを勉強の時間に充てるのは当然のことと思います。
帰宅してしまうと思うように勉強時間が確保できないなら、放課後に自習室を利用することもすすめています。高校生なら、学校に残って勉強している場合もありますね。それもおすすめです。
要は、だらけない環境の下に自らを置く、ということです。それが、学校なのか、自習室なのか、図書館なのか、自室なのか、それは個々に異なるとは思いますが、もし、その場所がまだ見つかっていない場合には、いろいろ試してみることは必要でしょう。
診断テスト
2023年09月04日
今日は、中3生の「診断テスト」でした。
今回からは、中2の学習範囲も加わったので、当然のことながら、第1回よりは問題も難しくなっています。例年、第2回、第3回「診断テスト」が終わったころに、「思ったよりも点数が取れないので、どうしたらよいか?」というような新規の方の問い合わせが増えます。それも、出題範囲が広くなり、難しくなっているからでしょう。
明日から順次答案や成績も返却されるでしょうが、大事なことは、何点取れたか、ではなく、夏休み中に勉強した成果が出たかどうか、思うように出ていなかったのであれば、どこが良くなかったのか、ということを分析して、10月の第3回に向けて、勉強の方針、計画を立てることです。
また、校内順位に満足するのではなく、より高得点を目指して、勉強することが大切です。「〇〇点取ったら合格できる」という巷の噂は、あくまでも過去のものです。今年がどうなるかは分かりません。間違いなく言えることは、「募集定員内に入れば合格する」ということ。より高みを目指すことが大切です。
第3回は、10月初旬にあります。9月下旬には、「中間テスト」もあり、その勉強も必要なので、「診断テスト」向けの勉強にすべての時間を割くわけにはいきません。テスト日程を考えて、いつまでに何を勉強すべきかを考えたほうがいいでしょう。
TOP進学教室の「中3特別選抜コース」は、「診断テスト」「入試」に特化したコースです。高松高校、高松一高、三木(文理)等の志望者対象で、210点以上得点できるように指導しています。お問い合わせの方は、こちらから
受験生は、夕方を活用
2023年09月01日
今日から、学校の授業が再開されました。高校はすでに8月の下旬から課外等で始まっていたのですが、小中は今日からです。
中3、高3受験生は、1学期とは異なって、部活もなく、早い時刻に帰宅できます。帰宅したら、夕食までの時間帯は、「勉強」の時間にするべきでしょう。そうでないと、部活をやっていた頃と勉強時間が変わらないことになります。
ですが、帰宅してからすぐに勉強に取り組めるかというと、なかなかそうはいかないようです。まずは、ひと休みで、冷蔵庫を開ける。何か飲んだり食べたりして、ちょっと休憩。
のつもりが、気づいたら30分、1時間と経過して、ウトウトしてしまったり・・・。
ありがちです。
そういうふうになってしまいがちな人には、放課後に自習室に来るように促しています。自習室に来れば、休憩がずっと続くことはないですし、静かですから、勉強もはかどります。部活に使っていた時間は、勉強に移行させることができます。
おすすめの勉強スタイルです。
「校内実力テスト」対策
2023年08月31日
高校の「校内実力テスト」が、どの高校も終わりました。
「校内実力テスト」が近づくたびに、それに向けての勉強法を聞かれます。
「出題範囲が決まっている」なら、まずは、その指定された参考書、問題集、プリント等を勉強すべきでしょう。そして、単に勉強するだけではなく、自力で解けるようにすること。これに尽きます。事前に範囲を勉強したけど、テストでは解けなかった、というのでは、勉強した意味がありません。勉強する以上は、どれを出題されても解ける状態までもっていくことです。
そして、「出題範囲が決まっていない」なら、普段使っている問題集で、以前に解いて間違った問題を解きなおす、それに関する内容を教科書、参考書で勉強しなおす、というのが、すぐにできる勉強です。ですが、本来は、日々の学習を積み重ねていれば、そうした勉強はしているはずなので、「校内実力テスト」があるからといって、特別にすることでもないはずです。
高校生で学年途中から通塾を検討する場合で多いのが、「成績が下がってきたから」ですが、その原因のほとんどが、「日々の家庭学習不足」です。国公立大学、難関私大を目指すなら、1日に1~2時間の家庭学習では大幅に不足しています。原因は明らかなのですから、まずは、家庭学習の時間を増やすことをしなければなりません。とはいえ、「何をすればいいのか」「どれだけすればいいのか分からない」というのは、自分で勉強していく上での悩みであることは間違いないので、通塾して助けを借りながら、家庭学習時間を増やしていけばいいと思います。
(もちろん、平日が部活で忙しくて、勉強時間が取れないという場合もありますが、それは部活が休みの日に挽回すればいいのです。)