塾長の授業日誌

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途中式は重要

2024年07月05日

小学生、中学生の算数、数学を教えるときには、必ず途中式を書き、残しておくように指導しています。問題集やプリントによっては、書き残しておくスペースがない場合もありますが、その場合には、他の紙などに書いて、その場に貼っておくように指示しています。

 

途中式がなぜ必要かというと、間違ったときに、どこでどうして間違ったのかを知ることができるからです。例えば、約分で間違ったならば、

 

「自分は約分でミスしやすいから、約分の時には気をつけてやろう」

 

という意識づけができます。

 

それが、途中式がない(あるいは消してしまった)場合には、間違ったときにその原因が分からないままです。それに、直す場合には、また最初から計算しなおす必要があります。時間の無駄ですね。

 

でも、別の理由もあります。

 

それは、高校の数学では、途中式がないと〇にならない、からです。

答に至る過程が必要なのが、高校の数学です。

 

どっちかというと、過程の方が重要で、計算ミスで最終的な答が間違っていても、合っているところまでは、部分点をくれることが多いです。(小中の算数、数学では、まず部分点はありません)

 

後々のことを考えて、小中の段階から、途中式を書いて残しておくことについては、その都度指導しています。小中高と一貫して、私が直接指導しているからこそ、そうした指導ができます。


差がつくのは、ほんのちょっとしたことから

2024年07月04日

小学校、中学校、高校では、クラス全員同じ授業を受けています。ですが、成績の差はできます。

 

「塾に通ってるから」という理由もありがちですが、それも違います。同じ塾に通っても成績の差はあるのですから。

 

では、どうして差がつくか?

 

私は、授業を受けた後の復習や、予習、宿題の取り組み方にあると思っています。授業を受けっぱなしにしてる子、予習、復習をきっちりやって自力でできるまで取り組んでいる子、分からないところは質問して解決している子、・・・。多分、そういうところの差です。それが、長い年月積もり積もって、大きな差に。

 

成績を向上させようと思ったら、予習や復習に自ら取り組む意欲、「自学力」は必要でしょう。なんでもかんでも教えてもらうことになれてしまうと、自分で考える力は弱くなります。そして、自分で考える力が弱くなったから、困らないようにさらに手を差しのべすぎると、ますます弱くなっていきます。困らないように困らないようにと、助けているのが、逆効果になっていることもあるのです。


周りに合わす必要はない

2024年07月03日

「友達はまだ本格的に勉強してないから」

 

と、周りに合わす必要はありません。受験勉強は、早くやったもん勝ちです。ゴール(入試日)は、決まっています。ならば、早く始めた方がいいのです。

 

ちなみに言っておきますが、大都市圏の私立中高一貫校は、高校の学習内容は、高校2年までで終えます。高校3年生の1年間は、受験のための学習です。中学の内容は、中学2年までで終えます。中3の時には、高1の内容を学習します。高1の時には、高2の内容を学習するのです。

 

つまり、彼らは1年早いのです。彼らと受験で競うわけですから、自分の周りと比べてはいけません。高1になった段階で、すでに1年遅れているのが現状です。


中1の1学期の成績は暫定的

2024年07月02日

期末テストの成績が返ってきているようです。

中1生は、前回の「中間テスト」と比較して、どうだったでしょうか? 「中間テスト」よりは出題範囲も広くなり、多少は問題も難しくなっているはずです。

 

良かった、良くなかった、いずれにせよ、今回の1学期の成績は暫定的です。

 

1学期は、入学して、部活も始まり、GWもあり、その後、中間テスト、運動会、宿泊学習(三木中)、そして、期末テスト、と次々に行事があり、時間をかけて勉強できなかったという人もいるはずです。また、部活も始まって、疲れて、勉強が後回しになったという場合もあるかもしれません。

 

また、これから行われる定期テストと比較すると、テスト範囲は非常に狭かったです。

 

ということもあって、本当の実力差が出るのは、2学期です。これは、毎年実感しています。

 

これから夏休みに入ります。そして、2か月間半は、学校のテストがありません。この期間の過ごし方で、成績はどのようにも変わります。1学期の成績が良かったからといって安心できないし、良くなかった場合でも、十分に挽回可能です。

 

とはいえ、中学校生活初めての夏休み。43日間どう過ごせば、2学期以降伸ばすことができるのか、分からない、また不安な場合もあると思います。個々のテスト結果に応じて、夏休み中に取り組むべき勉強内容、方法のご提案を行っています。

 

昨日も書きましたが、次に向けての行動は早い方がいいでしょう。

こちらもご覧ください。


今日から、今年の後半戦

2024年07月01日

今日から7月。

あっという間に今年も半分終わりました。

 

今年の正月に、「今年は受験生になるから頑張るぞ!」と誓った受験生も多いと思いますが、すでにその半分は終わったわけです。誓い通りにやれたでしょうか?

 

上手くやってこれた人は、受験までの残り期間もこの調子で。

 

そうでなかった人は、受験までの残り期間は、相当時間をかけてやらないといけないでしょう。周りの人がやってる時間以上に、取り組む必要があります(もちろん、時間だけかければいい訳ではありませんが)。

 

いつから再スタートをきるかというと、今日、今からです。明日からではないです。明日から、と決めた段階で、すでに先送りしていますよね。反省しているなら、今すぐです。

 

何から手を付ければいいかは、個々のこれまでの成績や志望高校、大学によって異なります。「友達がやってるから、私もそれをやろう」というのは、よくある間違った取り組み方です。成績や志望校や得意苦手科目が違うはずです。自分で判断できないなら、学校の先生なり、塾の先生なりに尋ねてみるといいですね。客観的に判断できるはずですので。


解けて当たり前のことを確実に正解する

2024年06月29日

高得点を維持するには、応用問題を解けるようにすることも重要ですが、もっと重要なのは、

 

「解けて当たり前の問題を、100%確実に正解する」

 

ということです。

 

高校入試で、高松高校や高松一高を目指す場合には、他の受験生も各教科40点以上は取ってくるわけですから、ミスは致命傷になりかねません。誰もが解ける問題を、自分だけミスすれば、確実に差が開きます。授業中によく言いますが、誰もが解ける問題を確実に正解すれば、負けることはない、と。

解けて当たり前の問題を確実に正解することは、絶対に必要です。

 

そういう問題をミスするのは、やはり油断だと思います。解けて当たり前レベルだから、解く際にも注意力が散漫になりがちですし、見直しも十分にできていない可能性があります。易しい問題こそ、手を抜かずに解くべきです。

 


高校生の教材

2024年06月28日

高校生の教材は、まずは学校の教材を完璧にすべき、というのが私の方針です。

 

「塾なんだから塾の教材を・・・」という声もあるかと思いますが、高校で使っている教材は、とても良くできています。内容もレベルも、その高校の在籍生のレベルに合わせて選ばれています。ですから、まずは、その高校で配布された教材を完璧にすべきだと思います。高松高校、高松一高、三木高校等で使用している教材で勉強し、理解を深めれば、まあ中堅レベルの国公立大学には合格できます。超難関大学になると、さすがにそれだけでは厳しくなりますが。

 

特に、高1、高2生は、定期テスト向けに学校教材を勉強すると思いますが、その時に完璧にすべきです。定期テストの時にやらないで、後回しにすると、それをする時間がほとんどの場合ありません。それで、結局は、後回しにした分の理解が不十分で模試で点数が取れないことにつながっていきます。ですから、定期テストの前に、学校教材をやりこんでおかなければなりません。

 

これから「夏休み」の宿題の指示が出ると思いますが、これは力になるな、っていう高校の宿題もあります。そういうのは、やはりきっちり取り組んで、解けるようにしておくべきでしょう。


高松高校、高松一高は、「期末考査」

2024年06月27日

高松高校は、今日から「期末考査」です。

高松一高は、明日から始まって、来週水曜日までです。

 

明後日、明々後日の土日も、テスト勉強に使用できるように、自習室は開放しています。中学生の期末テスト、三木高校の「中間考査」もあったので、この週末を含めて、4週連続で、土日に自習室が利用できるようになっています。

 

家で勉強するのが理想ですが、時間がありすぎると、かえって自分に甘えが出ることもあります。ですから、自習室を予約して利用することで、計画的に勉強できるようにしています。


夏休み中に家でできる? できない?

2024年06月26日

中3生、高3生は、共に、去年までと違って、この夏休み中に部活はないでしょう(一部除く)。ということは、朝から晩まで自由に時間が使えます。もちろん、塾に通ってる場合には、塾で勉強する訳ですが、それ以外の時間は、家庭での学習です。

 

その家庭での学習で、大きな差が出てくるのが、この夏休み以降です。

 

夏休みは、保護者の方の目が届きにくい場合もあるようで、昼間の時間にきちんと勉強しているかどうかが分からない、という場合もあると思います。

 

仮に、学校に行っていた時間帯に、夏休み中も家庭学習する、と仮定した場合、昼間に5~6時間の学習はできます。ですが、その時間に、勉強していなければ、その分差がつく訳です。夜の時間に挽回することももちろん可能ではありますが、単純に計算すれば、

5時間×43日=215時間

の差が生まれることになります。

 

9月以降に、それだけの時間を取り戻すとなると、1日に2時間余分に勉強すると仮定して

 

215÷2=107.5日

 

かかります。3か月半です。2学期の終わりのころに取り戻せるということです。ですが、これは、周りの受験生がやっている勉強時間よりも、余分に毎日2時間勉強するという仮定ですので、結構タイトなスケジュールです。ほぼほぼ無理ではないかと感じます。

 

そうした心配をしなくてもいいように、夏休み中に、日々勉強に取り組めばいいだけのことです。

 

ですが、家では、いろんな誘惑があって、ゲーム、スマホ、睡眠・・・、思うようにいかない場合も多々あるようです。本来は、そんな誘惑を自分で断ち切って勉強に臨むことが理想ですが、そうできない場合には、周りの環境を変えてしまうのも方法です。

 

要は、そういう誘惑のないところに身を置けばよい、 のです。 自習室では、そのような誘惑はありません。往復の時間がかかる、という短所はありますが、それも、集中して勉強に取り組むことで、トータルで考えれば、プラスになるはず。

 

夏休みが始まる前に、夏休み中の1日の生活スケジュールを検討した方がいいでしょう。


体験授業は7月13日(土)まで

2024年06月25日

「夏期講習」前の体験授業は、7月13日(土)までです。

(高校生のサテラインは、19日まで可能です)

 

なお、体験できる人数、日程には限りがあります。ご検討中の方は、お急ぎください。

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