解けないことも多々ある
2020年10月30日
国公立大学、難関私大を目指している人なら、中学校の勉強で困ったことはあまりないはずです。定期テストも、勉強すれば得点できるし、「診断テスト」や「入試」も勉強すれば、その分だけ伸びたはずですから。
しかしながら、高校の勉強は異なります。教科書レベルの内容は理解でき、問題が解けても、模試になると分からない問題がたくさんある、解けない、ということはよくあることです。そこに、中学校の勉強と高校の勉強とのギャップがあります。定期テスト前にちょっと勉強したら、どうにかなるだろう、なんていうのは甘い考えです。大学受験には通用しません。
それだけ難度も上がるのですから、勉強時間も必要な訳です。じっくり考えることも必要ですし、反復も必要。それをできるかどうかで、どのレベルの大学に合格できるかはほぼ決まってきます。
部活やスマホを理由に挙げて、「勉強できない」のをアピールするのは構いませんが、何を最優先すべきかを考えれば、部活やスマホを捨てる(後回しにする)ことはできるはずです。
勉強してる人は、「勉強してる」とは言わない
2020年10月29日
勉強してる人は、自ら「勉強してる」とは言いません。
「俺(僕)(私)、昨日、めっちゃ勉強した!」って、言ってる人は、普段勉強してない人です。
普段から勉強してる人にとっては、勉強するのは歯を磨くのと同じくらい当たり前なので、「勉強してる」とは言いません。
「勉強してる」人が周りにいないと思い込むのは、大間違いです。
大学入試教科は、変更される場合もあり
2020年10月28日
大学入試では、入試教科は変更される場合があります。
変更になる場合には、基本的には、入試の2年前までには発表されることがほとんどです。ですから、現在の高2生は、1年後の入試に必要な教科は分かります。各大学のホームページで掲載されてるはずですし、また、変更がある場合は告知されています。
ですから、最新の情報は入手すべきで、現在の高3生の持っている入試資料や、また兄姉の受験時の資料などは、現状に合っていない場合があります。
また、国公立大学の場合、後期日程の募集を取りやめるところも増えていますし、学部改組するところもあります。入試の教科ごとの配点を変える場合もあります。こうした情報も大学のHPで入手すべきです。
テスト中は、誰も助けてくれない
2020年10月27日
テスト中には、もちろん自力で解かなければなりません。仮に難しい問題が出たとき、解いたこともないような問題が出たときも、自力で解くしかありません。
そうした時に、自分で考える力は必要です。「この問題はこうやってやる」ようなパターン練習ばかりやってるようでは、太刀打ちできない訳です。もちろん、解けるようにパターン練習は必要と思いますが、それだけでは、それ以上の伸びはないと思うんですね。
TOP進学教室は、定期テストの過去問演習はしません。もう25年以上やっていません。設立以来。それは、「過去問演習」が「テスト勉強」と勘違いしてもらっては困るからです。「定期テスト」は、狭い範囲なのですから、その範囲をすみずみまで勉強すれば、点数は取れるはずです。また、隅々まで勉強しないと、教科の内容は理解定着できないはずです。そうした過程を抜き飛ばして、「過去問演習」をして、仮に高得点をとっても、それは、その場限りの点数です。本当の実力ではありません。
TOP進学教室の塾生の点数の上がり方は、一気に上がることは少ないです。じわじわと上がっていきます。しかもそれが続きます。「個別演習型指導」で、自分の力で考え、解く指導をしているからだと思っています。
1時間もあると考えるか、1時間しかない、と考えるか・・・
2020年10月26日
学校が終わるのが、予定よりも遅くなってしまい、自習室に行くのが遅くなり自習できる時間が1時間。
その時、
「1時間も勉強できる時間があるから自習に行く」
「1時間しかないから自習に行かない」
と2つの行動パターンがあります。
私が勧めるのは前者です。そういう塾生は、階段を駆け上がってくることも多いです。
5分でも、10分でも、勉強しようと思えばできます。心がけ次第です。
勉強阻害三大要因(高校生)
2020年10月24日
高校生が勉強しようと思っていても、思うようにいかない三大要因は、
① 部活
② スマホ
③ 高校合格による成功体験
かなと思っています。
① 高校にも、そして、部活にもよりますので、一律には言えませんが、活動が盛んなところほど、効率よく時間を使わないと、勉強時間が取れないことも多いです。部活で疲れ果ててしまう、というのもこれに含みます。
② スマホは使い方次第。上手く使っていけば最強の文明の利器です。が、使い方を間違えば、時間を無駄使いさせることになります。
③ 高校受験は、短期間で成績を大幅にアップさせることも可能です。で、その成功体験を得て、高校でも同じことをやろうとしたら、まずうまくいきません。中学校と高校では、勉強の中身が違いすぎますし、レベルも違います。
読書すれば、国語の点は上がる?
2020年10月23日
「読書をすれば、国語の点は上がる?」
私は上がらないと思っています。中には上がる子もいると思います。が、100%全員が上がるかというとそうではないと思います。
ですが、文章を読むのに必要な語彙力は多少なりとも増えるでしょうし、文字を読むことに対する抵抗は減るでしょう。そういうこともあって、国語の問題文を読みやすくなることはあるでしょう。ですが、それだけでは、点数は上がりにくいです。
やはり、国語の問題の解法を知ることが必要です。その解法を知って、使いこなせるようになれば、必然的に点数は上がっていくでしょう。
「診断テスト」数学
2020年10月22日
毎年、この時期になると、
「『診断テスト』の数学の点数がとれない、ので、どうにかしたい」
という問い合わせが多いです。
「定期テストでは得点できるし、第1回、第2回診断では高得点が取れたのに、第3回で思うように取れなかった。他の教科はできてるので、数学を何とかしたい」
という感じです。
現在の得点状況にもよりますが、入試まであと4か月ちょっとありますので、高松高校、高松一高レベルの合格点数に導くことは可能です。これまでも、この時期に入塾して、短期間で数学を一気にレベルアップし、高松高校、高松一高に合格した塾生は何名もいます。
指導できても1名か2名ですので、ご希望の方はどうぞ。
国語は一番点数が上がりやすい
2020年10月21日
高校入試に関しては、勉強時間の割に、一番点数が上がりやすいのは、実は、国語です。
「なかなか点数が上がらない」
という悩みは多く聞きますが、それは、国語の問題の「解き方」を知らないからです。国語の問題は、解答がすべて問題文中に載っています(漢字などの語彙関連は除く)。
「記述問題が書けない」
という悩みも多いようですが、問題文中に解答は載っています。探せていないだけです。
国語ができないからといって、問題集をやっても点数は上がりません。「解き方」を知らないのですから。大事なのは、「解き方」です。
例年、「国語読解解法の奥義」の講座を夏期講習中に開講しています。今年は学校の夏休み短縮で、日程が確保できなかったので、開講していませんでしたが、12月に日程が確保できましたので、12月に開講します。「国語」の特に「記述問題」が書けない、という方は是非。
日程等詳細は、後日掲載します。
数学では、問題文中の数字はすべて使うようになっている
2020年10月20日
数学の問題では、(特に文章題や図形の問題)、与えられた条件としての数字は、解く際に必ず使います。逆に言えば、問題文中に、解くのに不必要な数字は書いていません。
文章問題で立式が上手くできない場合には、使っていない数字を確認することです。もし使っていない数字があれば、それを使うことで解けるはずなんですよ。