塾長の授業日誌

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どうしてそうなるのかを考えるのは絶対に必要!

2019年06月18日

三木中学生は、明日から「期末テスト」です。

質問にももちろん答えましたが、

 

「ここまで分かるんですけど、ここはどうしてそうなるんですか?」 

「○○○と△△△は、何が違うんですか?」

「この答ではどうしていけないんですか?」

 

こうした質問をしてくるようになると、間違いなく成績は向上します。

 

ですけど、答えあわせが間違っている、英語のスペルミスがある、漢字が間違っている・・・という場合には、向上まではほど遠いです。勉強がいい加減になってますから。


高校生がすべきこと

2019年06月17日

 どこの高校でも同じだけど、勉強時間が少ないと思う。学習内容は、中学校のときよりもはるかに難しくなっているのに、である。もちろん、勉強している人はいる。目先の「定期テスト」のことしか考えないで、「定期テスト」のためだけに勉強していると、後々困ったことになる。

 

 日々の学校の授業の予復習はもちろん必要。それプラス宿題。そこまでは、みな共通の内容。それプラス自分の学力を伸ばすための勉強が必要。「予習、復習、宿題が終わったから、今日の勉強は終わり」では、そういう勉強ができていない。

 

 模試の解き直しをして間違ったところの類題を解く、教科書に戻って確認する、問題集で類題を解く。例を挙げれば、こうした勉強は必要。また、入試に向けて、英単語を覚える、古典文法の確認をする、など日頃の学校の授業ではやらないことも自分でやってみる必要がある。

 

 「定期テスト」向けの日々の予習復習、宿題なんかは、さっさとやってしまって、残りの時間を自分の学力を伸ばす為の勉強時間に充てるべきである。

 

 ただ、高校生は忙しい。通学に時間がかかる場合もあるし、部活もある。だけど、よくよく話を聞いてみれば、部活が休みのときも週1回くらいあったり、電車の中でも勉強できる時間はあるみたい。であれば、すでに上で述べたような勉強ができないわけではないと思う。

 まあ、仮に、スマホが手放せないとしたら、よく考えてみればいい。

 

 「勉強すべきときか、スマホをすべきときか」。 


「他の人ってどのくらいやってるんですか?」

2019年06月15日

はっきり言って、他の人がどのくらいやってるか気にしているようでは、他の人を超えられんと思う。


場面想像力も必要

2019年06月11日

 中学生の小説や詩の読解問題を解くときに、場面の想像力は必要だと思うんですね。

 例えば、「ごうごうと鳴る滝の音」 とか、「空一面晴れわたる」 とか、「静けさが染み入る」 とか、それを読んで頭の中にパッと情景が浮かんでくると、文章も読みやすくなるし、その表現に隠された作者の想いも汲み取れるようになるはずです。 

 これはあくまでも理想ですが、そうした情景をいろいろ体験しておくと、パッと浮かんできやすくなるでしょう。いろんな場所に行けば、そうした体験はできます。ですが、距離的、時間的な制約もありますので、どこへでも行けるわけではありません。ですから、テレビとか本とか、スマホとか、そういったものでもいいので、いろんな場所、景色、写真、資料などを見ておくのは有用であると思っています。


漢字には意味がある

2019年06月10日

① 今日の授業の ( フク ) 習 をする。

② 計算式が ( フク ) 雑 である。

 

正解は、① 復   ② 複  です。   ですけど、これを間違う生徒もいます。逆に書いてしまったり、答えるときにどっちだったか悩んでしまったり、です。

 

ですが、漢字には意味があります。

① 復 ・・・ かえる。もどる。

② 複 ・・・ かさなる。入りくむ。

 

これを漢字の形を覚えるときに一緒に覚えれば、間違うことはないはずです。

同音異義語を漢字で書かせたときに、間違うことなく書ける場合には、漢字の意味と共に漢字を覚えている証拠です。

 

 


文字は丁寧に

2019年06月08日

日頃書いている文字が読みづらく、注意する場合もある。 癖になっているから、どうしても何回も注意することになってしまう。学校のテストなんかでは、読みづらくてもオマケで〇になってる場合も多いから、「どうにかなるだろう」と本人も思ってるのであろう。

 

それが、学校外の模試になると、一変する。判別できない文字は×である。

 

「これは、0かな6かな、どっちかな? 正解は0だから、0のつもりかな? よし、〇にしておこう。」

 

なんてことはないのである。採点者がそのように判断することは、公平性からしてアウト。判別できない文字は×である。

 

高校生の模試にしてもそう。最近は、名前をマークシート式で記入するものも多く、マークミスで別人になってしまう。 

 

例えば、「サイトウ」とマークしたつもりが、「サイテウ」になってたりする。一文字ずれると、別人になってしまうから、過去の成績データとの連動性もなくなって、成績の推移も出なくなる。 記入方法の例は書いてあるし、それでも分からなければ、聞けばいいのであるが、ミスしたら自己責任である。模試だからまだ救われるものの、本番の入試でやってしまうと、救われない。

現行のセンター試験も、新しい「大学入学共通テスト」も、自己採点をして、その点数を基にして2次試験に出願しないといけないので、マークミスは致命傷になる。(自分の本当の点数が分かるのは、4月以降)。


配点2倍ではなく・・・

2019年06月07日

 今日昼過ぎに、2020年度から始まる「大学入学共通テスト」の英語の配点が決まった、と報道がありました。

これまでも、方針としては、リーディングとリスニングは1:1というのは公表されていました。今回は、配点が、

「リーディング100点、リスニング100点」 と決まったわけですが、従来の、 「筆記200点、リスニング50点」 と比較して、「リスニング」の配点が2倍 になったと考えるだけでは、ちょっと甘いと思います。

 

合計点に占めるリスニングの比重を考えるべきです。従来は、計250点中の50点、 新制度では、計200点中の100点です。 リスニングの比重は、20%⇒50% になるのです。 

リスニングの出来が、英語の得点を大きく左右することになります。

 

 


途中式がいい加減

2019年06月06日

言っておきますが、「いい加減」とは、「良い加減」の意味ではないです。

 

毎年そうであるが、中1、中2生の数学の計算の途中式は結構いい加減であることが多い。累乗の正負も間違ってるし、連立方程式ならば、加減法で解いた後の符号も逆になってる。だけど、そのミスが複数あると、なぜか正しい答になってしまって、答合わせで、最終の答だけを見れば、○になってしまうのである。

 

最終結果だけを見ていれば、○がついて、理解できているように思うけど、実際には間違ってるので、理解はできていない。累乗や符号が間違ってるのだから。

 

最近も、答あわせした後のテキストやノートを見てるけど、生徒の目の前で間違いを指摘することも、まあまあある。そうした指摘をされたなら、本当は理解できていないのであるから、もっと途中式は丁寧に書くべきである。

 

「いや本当は分かってますから、テストの時は大丈夫です」

 

と、自信ありげに言って、本番で大丈夫だった、という例はない。


こんな例も

2019年05月29日

 数学で、「三角形の面積を二等分する直線の式を求めなさい」という関数の問題は頻出です。求めるのは、三角形の1つの頂点を通る直線です。

 これを初めて見たときに、だいたいの中学生は手が止まります。

 

 「習ってない」 と。

 

 まあ、教科書見てもこのような問題を解説してる例題はないでしょうね。(すべての教科書を調べてませんが)

自分で考えなければなりません。ですけど、初見の場合、解法を教えないと解けない中学生が多いです。

 

 でも、ですね、これって、日常生活の中で普通にやってると思うんですね。例えば、兄弟2人で、ケーキとかフルーツを切って分ける場合。

 ケーキで考えてみます。ホールケーキが4分の1あるとします(円を4つに均等に分けた状態)。これを、仲良く2人で同じ分量ずつ分けるとき、どこを切りますか? 多分、「真ん中」ですね。周の真ん中を通るように、切ると思うんです。そうじゃなく、どっちかに寄ってしまえば、兄弟喧嘩になりますよね(笑)。

 先ほどの数学の問題もそう。数学の三角形だからできないんですね。あれが、ケーキとかフルーツと思えば、どこを通るように分ければいいか分かるはずです。

 

 具体的に教えてもらっていないことでも、日常生活からヒントを得られることは意外に多いのです。


周りに影響される

2019年05月28日

 昨日書いたことにも関係しますが、周りにも影響されることも多いのです。

 例えば、保護者の方がスポーツが好きで、実際にスポーツをしたり、観戦したり、そのスポーツの話を日々されていると、子供たちもそれに興味関心を持つこともあります。また、読書をすることが日常の一部となっている家庭の場合には、子供たちも文字に対する抵抗もなくなりやすいです。

 時事問題に大変詳しい子もいます。聞いてみると、お父さんと時事的な話をよくするとのこと。日本地理に詳しい子に聞いてみると、何箇所かお城を見に行って好きになり、それからはネットでお城を調べてるうちに、何県に何城があって、どうやって行けばいいのか調べるようになったとのこと。

 興味関心なんて、勝手にわいて出てくるものではないですから、何かのきっかけはあるはずなんです。それが、家族の影響ということも、まあまああると思います。

 家族でなくても、周りの大人、そして友人など、いろんな人に接することで、いい意味で影響されることも大事であると思います。


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