周りを知る
2019年07月02日
高校1年生、2年生が受験している「校外模試」。いろんな種類があります。
受験すれば、順位や偏差値や合格可能性が出ます。
ですが、その模試を受験していない、同学年生もいます。学校単位で受験していない高校もあるのです。特に、大都市圏の中高一貫校に多いように思います。恐らく、受験しても進度が合わないし、点数が取れてしまうからではないかと思います。中高一貫校は、普通の高校生よりも1学年先の学習内容を勉強していますから。
ですが、そうした同学年生も、受験本番では自分と同じ入試を受けるわけです。そうした、見えない存在に気づくべきです。
以前のことが影響してることもある
2019年07月01日
「定期テストに向けて勉強したのに・・・」という反省をしている人もいるかと思います。定期テストは範囲が狭いので、その範囲だけをやってれば、どうにかなると思いがちですが、100%そうとは言い切れません。特に、英語と数学がそうです。
英語では、読解問題で疑問文に対する返答、英作文等で、以前に学習した内容が不十分だと間違いになるケースもあります。例えば、3人称単数のS、進行形、過去形、複数形などです。これは、成績優秀者でもやってしまうミスです。3人称のsの付け忘れ、過去形で書かないといけないのに現在形にしてしまった、複数形のSのつけ忘れです。
また、数学では、分数の計算ミス(約分忘れ)、速さ、割合の単位変換ミスなどで、間違うことも多いです。特に数学の場合には、小学校の「速さ」「割合」「比」「単位変換」「面積、体積」「円」の内容が理解不十分だと、「数学」の問題を解く手前で、間違ってしまいます。
「定期テスト」で思うようにいかなかった場合には、答案を分析して、どこで間違ったのかを再確認することが必要です。その結果、テスト範囲の内容ではないところに間違いの原因がある場合には、夏休みにでも、以前の内容に戻って、そこを重点的に補強しておくことが大切です。それをするだけの時間は、夏休み中には確保できるはずです。
今年も半分終了
2019年06月29日
明日で6月も終わり。今年の半分が終わります。
今年、正月に「今年は受験生になるからガンバロー!」って誓いを立てて、勉強を頑張ってきたと思いますが、あれから半年経過しました。時間はあっという間に経過します。特に、大学受験生はこれからの半年は、時間ロスがないように過ごさなければなりません。
土日だって、受験まであと25回程度。そのうちの何回かは、模試でつぶれます。そうしたことを想定して、学習計画を立てるべきです。思っている以上に残された時間は少ないです。
今日土曜日も、無駄なく勉強に取り組めたでしょうか?
暗記力が要求されているのではない
2019年06月28日
高松高、一高は、「期末考査」です。三木高校は、この週末に、「校外模試」です。
高2、高3はもちろん分かってると思いますし、高1生も気づいてると思いますが、高校の勉強は単なる暗記では切り抜けられません。もちろん、「定期テスト」でさえも。
ましてや、「校外模試」の直前になって、「何勉強したらいいですか?」なんて言われても、即効薬はないのです。勉強の中身、やり方が、全く違うのです。 テスト直前にどうにかなる、ってことはないですからね。
中3は、夏期講習から一気に指導レベルが上がります
2019年06月27日
中3生の指導は、4月当初から入試まで同じ勢いでいく、ということはないです。時期時期によって、何を重点的に指導するかは変わってきます。
塾生にも伝えていますが、部活もある1学期は、どちらかというと、私の指導はかなり控えめです。それは、香川県の入試の仕組みを考えれば自明のことです。ですが、夏期講習からは一気にいきます。控えめに、控えめにと、ずっと我慢してきましたが(笑)、一気に指導レベルが上がります。
毎年、塾生もビックリしますけど、そのくらい上がりますので、そのつもりで受講してください。もちろん、それは、高松高校、高松一高、三木高(文理)に合格するには必要なレベルです。受講生のレベルに合わせるのではなく、合格レベルに合わせて指導します!
お返事順番にしています
2019年06月26日
夏期講習のお問い合わせ有難うございます。
それに関するお問い合わせ、また、塾生保護者様からの面談申込等のメールには順番にお返事していますが、すべてにはまだ返信できていない状況です。順次、ご連絡させていただきますので、今しばらくお待ち下さい。
申し訳ございません。
「定期テスト」 と 「模試」 では、攻め方が違う
2019年06月25日
高校生は、「校外模試」が今週、来週にあるようです。高校で過去問ももらってるようですが、「定期テスト」みたいには簡単には解けません。
「定期テスト」は、満点目指して解くのは当たり前ですし、それも可能なくらいの問題レベルです。
ですが、「校外模試」はそんなに簡単ではありません。問題数も「定期テスト」ほど多くはないし、難しいです。それに伴って、平均点も低めです。重要なのは、得点できそうな問題は確実に正解に持っていくことです。難しいのは事前に分かってますから、つい、最初の方の解けそうな問題はさっさと解いてしまって、その後に待ち構えている難しい問題に時間を残したくなります。その攻め方は間違ってはいませんが、最初の方の問題は見直しをしなくてもいいくらい確実に解いておかなければなりません。
よくあるのは、高得点を狙いにいって、難しい問題にチャレンジしたものの思うように解けず、時間切れ。時間がなかったものだから見直しもできず、できてたと思った易しい問題もミスで得点できず、悲惨な点数になってしまうという事例。 これは非常によくあります。
難しいからこそ、基本問題は確実に。これは、鉄則です。
日本で1年間に生まれた子供の人数は?
2019年06月24日
「日本で昨年1年間に生まれた子供の人数は?」
この問題を中学生に解いてもらいました。三択です。
ア 91万人 イ 9万1千人 ウ 910万人
これは、知識として知っていれば解けますが、常識でも解けます。ですけど、間違った人もいました。
例えば、中学校の1学年が何人いるかが分かれば推測はできるはずです。何人いるのかはクラス数からも判断できるはずですね。例えば、だいたいですけど、三木中の1学年が仮に250人とします。
三木町の人口は約3万人とします。(実際には、3万人いませんが。計算しやすいように)
香川県の人口は約100万人とします。 (実際には100万人切っていますが)
そうすると、三木町の約30倍が香川県の人口ですから、香川県内に同学年の生徒は、約30倍いると考えられます。もちろん、子供の多い地域、少ない地域はありますが、平均してです。そうすると、香川県内には、250×30=7500人 の同学年の生徒がいることになります。
日本の人口は、約1億人(実際にはもうちょっと多いですが、概算で)とすれば、香川県の約100倍の規模が、全国ということになります。
つまり、7500×100=75万人
ということで、ア の91万人が正解ではないか、と求められるわけです。
こうやって考えるには、三木町の人口、香川県の人口、日本の人口を知っていなければなりませんが、(もちろん大体でOK)、これって小学校の授業でやってますからね。こうした知識の積み重ねが常識となり、後々につながっていきますから、小学校の勉強って結構重要です。小学校の内容の蓄積なしに、中学校で成績を伸ばすのはかなり難しいと思っています。
理科・社会の教科書
2019年06月23日
中学生の教科書は、教科書改訂ごとに、どんどん大型化して、ページ数も増えています。しかも、カラーに。
「ゆとり」時代の教科書と比べたら、倍くらい違うんじゃないかと思うくらいです。
大きさとか、重さだけではなくて、実は、中身もかなり充実しています。理科なんて、結構、高校の内容とかも載っていたりして、発展的内容も多いのです。そういうところまで目を通して理解しておくと、暗記だけの表面的な理解ではなく、もっと深い理解につながり、忘れにくくもなります。欄外の小さい補注とかにも目を通しておくといいでしょう。
土日をどう使うか?
2019年06月22日
高3生で部活が終わった塾生もたくさんいます。これまでは、土日の時間は部活の為に、勉強時間が確保できにくかったかもしれません。ですが、これからはフルに使えます。もちろん、模試受験がある週は別ですが。
勉強は時間だけではありませんが、やろうと思えば、1日に10時間、12、3時間は普通にできます。それくらいのこと、いやそれ以上やらなければ、なかなかライバルには勝てません。だって、ライバルも同じようにやってるのですから。
はっきり言って、合格している人は勉強やってます。やらずに受かることはまずありません。
成功するためには、まず計画を立てることです。まずは、何時に起きて、何時から始めるか、そこからです。
時間があると思って、計画を立てないでやると失敗します。よくあるのが、起きたら昼、ってやつです。もうそれで、勉強時間が少なくなってしまうことは確定です。何時に起きるか決めていれば、どのくらい勉強できるのかも分かるし、内容の計画も立てられます。
成功者の多くは、早め早めに計画して実行しています。仮に何かトラブル(発熱とか)があっても、早めに勉強をしているので、どうにかなるのです。 計画を立てるのが遅い人は、自習室に来ようと思ったらすでに満席だったり、やろうとしていたことが期限までに終わらなかったりするのです。
それが故に、成績にも大きな差がついてきます。