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履修計画

2012年06月26日

 三木高校は、履修計画を立てて提出する時期。高1・高2は、生徒面談を通知して順次やっていますが、修正したほう

がいいと思う場合には、アドバイスをしています。三木高校開校からずっと指導にあたっていますので、こういう場合には

こうした方がいい、とか、この科目よりもこっちの科目が必要、などというアドバイスができます。単に、授業名称から判断

するのではなく、その中身からを判断しなければなりません。

 

 三木高校の場合には、そうした選べる単位制ですが、逆に言えば、目標がないと、選べないのです。ですから、はっきり

とした進路目標が必要なのが、三木高校です。「近いから」とか「知ってる人が通ってるから」という理由で進学するのは、

おすすめしません。最近、三本松高校理数科など、入試の段階で分けて募集していた学科が、くくり募集で、とりあえず

普通科として募集して、2年次から分かれる、という形に変わってきています。高校入学時から分けるのは、進路選択が

早すぎるからでしょうが、目標が決まっている生徒にとっては、1年遅れることになってしまいます。難しい問題でしょうが、

目標は早く決めるべきだというのが私の考えです。ですから、早くから、社会全体のことに興味を持たせたり、さまざまな

体験をすることは重要に感じます。

 

 最近では、大学でも、在籍している学生の保護者会があるそうです。昨今の就職状況を考えれば、気になる保護者が

多いのもうなずけますが、学生ももっと自立すべきだな、って思います。いつまでも親にいろいろ干渉されるようではいけ

ません。自分で行動すべきでしょう。  塾通いも同じです。親の顔色を伺いながら、塾で勉強しても伸びないです。親の

ために勉強しているのではないのですから。確かに、親に費用を負担してもらってはいますが、あくまでも自分の向上の

ためです。「この高校、大学に行きたいから、塾に通いたい」、「この授業を受けたい、塾に通いたい」と、親に相談するくら

いになってほしいですね。全員が。

 

 それと、社会経験を豊かにするためにも、職場体験とか、インターンシップは効果ありと思ってはいますが、もっと効果

があると思うのは、「親の働いている様子を見学すること」です。同じ内容を体験させてもらっても構いません。どんな内

容の仕事をしているのか知らない子供達も多いはずです。ですから、丸一日同行です。そんな太っ腹な会社とかお店は

少ないとは思うのですが、私は効果ありと思っています。私の父親は、職人でしたので、私が小学校や中学校のときの夏

休みなどには、車に同乗して、仕事に行ってました。一応手伝いです。仕事的には、たいした役には立たないでしょうけ

ど、仕事の内容は分かっていましたし、大変さも分かりました。お昼は、一緒に弁当食べたり、食堂に入ったりしていまし

た。 それが、今の職業にすべて役立ってるわけではありませんが、プラスになってることは間違いありません。

 

 同行なんて許してくれる職場は多くないとは思いますが、可能な方は是非やってみてください。お互いにプラスになるこ

と間違いないです。お金のありがたさも感じることができるので、塾通いも「やらされ感」はなくなるのではないでしょうか?


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