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試験時間×0.9 で解く練習

2022年01月10日

高3受験生には毎年指示していることです。

「共通テスト」の過去問、予想問題等の類に関して、試験時間の9割の時間で解くように練習を、と。

 

もともと、「共通テスト」は、前身の「センター試験」時代から、時間とのたたかい でした。いかに速く解くか、というのが、高得点を狙う場合には必要とされることです。

ですから、予想問題集等を使って、速く解く練習をするのですが、定められた試験時間内で解けるようにするのはもちろんこと、試験時間の9割の時間 で解けるように練習せよ、と指示しています。

 

なぜか?

 

それは、いわゆる「予想問題」よりも「共通テスト」の方が、解くのに時間がかかるのと、もし傾向が変わった出題がされたときに、余裕をもって対処するためです。

 

過去には、国語の文章の文字量が増えた、英語の長文読解の単語量が増えた、理社の資料問題が増えた、など、どうやっても例年より解くのに時間がかかる事例がありました。ですから、それに、あわてずに対応できるようにするために、試験時間×0.9  の時間で解く練習を指示しているわけです。

 

英語(リーディング)なら、80分×0.9=72分

数学ⅡBなら、60分×0.9=54分

 

正直、この時間で解くのは、厳しいですが、出題の変化などを想定すると、練習しておいて損はないはずです。


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