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夏期講習

2006年06月27日

 TOP進学教室の「夏期講習」は、時間が長いほうだと思う。中3は、「自立学習コース」「入試対策コース」を受講すれば、25日間となり、60時間以上になる。だけど、42日間の学校の夏休み中のたった3日間分(72時間)よりも少ない。勉強しているようで、まだまだ少ない。自宅学習が大切なのは言うまでもない。

 だけど、「家では勉強できない」という生徒は多い。なぜか? いわゆる「勉強部屋」ではなく、「娯楽部屋」になっているからだろうと思う。いろいろ話を聞くと、テレビがあったり、漫画があったり、携帯電話を持っているものもいるだろう。その空間にいれば、一人で楽しめるのである。だから、勉強よりも、そちらの方ばかりに目が向いているのだ。それで、勉強は後回し。

 解決法はやはり、そんなものをなくすことではないかと思う。私が学生のときに使っていた部屋にはテレビはもちろんなかったし、漫画もなかった。もちろん携帯電話もなかった。今から考えてみれば、勉強には最適の場所だったように思う。また、エアコンもなかったので、扇風機や足温器の世話にもなった。勉強するための部屋だった。

 自習室も同じ。勉強するのに必要なものしかない。机、イス、蛍光灯、時計、本棚には参考書、問題集がたくさん。計算用紙も置いてある。エアコンもある。携帯は使用禁止、私語禁止、居眠り禁止、違反者には罰金ならびに使用禁止処分がある。自宅の「娯楽部屋」をなくしたくないのであれば、自習室を利用してほしいと思う。最近それに気づいて自主的にやってくる塾生が増えてきた。

 「夏期講習」で成績を伸ばすなら、授業後の自習室の利用がおすすめ(中3・高3)。暑い中、帰るよりは夕方まで勉強して、少し涼しくなってから帰ってみてはどうだろう。



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