塾長の授業日誌

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成績が上がる方法

2006年06月28日

 中学生の授業。「中間テスト」の成績が返ってきているが、塾で学習していない教科の点数がよくない塾生が何人かいた。原因は、おそらく勉強不足だろう。テスト前になって慌てて勉強をしたのではないかと思うし、勉強が間に合わなかったのかもしれない。明らかに言えるのは、日頃からの学習に勝るものはない、ということだと思う。

 私が常日頃思っているのは、予習<復習 ということだ。英語では予習が大切なことは分かるが、予習だけでは、意味がない。予習を踏まえての授業、そしてその復習が大切。「予習型」の指導があまり好きではないのは、「復習」が大切だからと思っているからである。「予習」だけで理解できるのであれば、授業は受けなくてもいいかもしれない。「予習」だけでテストの点数がとれれば、「復習」は必要ないだろう。だが、「なぜテスト前は部活が休みになるのか?」。それは、「復習」のための時間を確保するためなのである。しかし、それは「救済措置」であって、テスト前の期間の勉強に頼ってはいけない。

 大切なのは日々の学習。テスト発表の段階では、それまでに習った範囲の教科書の暗記事項の暗記、問題演習くらいはしておきたい。そうすれば、テスト直前まで授業があったとしても、テスト範囲の勉強が不十分になるということはなかろう。

 ただ、こうした日々の学習の大切さを塾生たちに理解させるのはなかなか難しい。それを分かってくれると、テスト勉強も楽になるはずだし、成績も向上するだろう。そうすれば、塾に来る必要もなくなるだろう。自分で勉強できるスタイルをぜひ身につけてほしいと思う。



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