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「できる」ということ

2007年07月19日

 同じ問題集で勉強しても、テスト結果が大きく異なることがある。高得点が取れる場合は、完璧に「解ける」状態まで達していて、得点が伸びない場合は、中途半端に取り組み、「間違いなおし」「解きなおし」をしていない場合がほとんどである。

 同じ授業を受けて、「分かる」状態まで行けても、その先の「できる」状態までいけるかどうかで、点数は異なってくる。一般的に、高得点が取れる生徒は、「できる」状態になるまで、反復して取り組んでいる。また、「間違った」問題を「できる」ように復習できている。逆に、点数が伸びない場合は、「やった」ということで止まっていて、「やった」=「できる」と誤解している。「勉強やったのに・・・」と反省していても、実は、真の勉強は「やっていない」のである。

 理解を深め、「できる」状態にするには、まず1冊の問題集を完璧に仕上げる! それから、他の問題に取り組むなら効果あり。1冊の問題集を完璧にしていないのに、「問題を解きまくる」勉強は、何の成果も伴わない。テスト前に「問題下さい」と言って来る塾生もいるけれど、そのあたりの事情も考慮して、問題を渡す場合と渡さない場合がある。「できる」状態までいっていない場合には、渡さないほうが点数が上がることが多い。

 

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