塾長の授業日誌

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春休みも残りわずか

2006年04月02日

 部活がなかったのか、昼過ぎから自習室で勉強に取り組む生徒が多かった。宿題をやっているようだ。理想を言えば、今頃宿題をやっているようでは、はっきり言って、成績が伸びることは少ない。あと数日という段階では、解き直し、覚えなおし、見直しをするべきなのである。宿題は、受身的にやっている学習であって、能動的に取り組む「解き直し」とは大きく違う。ただ単に解いて、○×をつけて、解答を写すのなら、誰でもできる。成績を上げるには、その次の段階が必要。

 TOP進学教室では、基本的に、学校の授業の予習はしていない(テスト前に学校の授業が間に合わない場合には仕方なくやっているが)。なぜなら、予習ですべて分かっても、復習しないと定着しないからである。新年度、新学期になると、他塾の在籍生から転塾の問い合わせがある。その中で多いのが、予習型の授業を受けているという生徒からのものである。そのほとんどは、テストの点数が下がってきた、というものであるが、話を聞いてみると、家庭学習はほとんどしていないとのこと。復習しないと、「分かった」ことを、「できる」「解ける」ようにすることは難しい。予習も利点はたくさんあるけれど、復習の方が大切だと思う。

 私自身は、英語を除いて、予習をほとんどしたことがなかった。その代わり、復習は繰り返し取り組んだので、得点力は身についたと思っている。いろんなものに手を出さずに、ひとつのものを繰り返すことが重要である。




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