塾長の授業日誌

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やる気に満ちた学習

2006年04月12日

 パソコントラブルから、正常に書き込みができなかったが、復旧した。やはりさまざまな面で、万一に備えてのバックアップの必要性を感じた。

 これは、勉強も同様。テスト勉強にしても、範囲が終わるかどうかというような進捗状況では、万一風邪をひいた場合には、テスト勉強が終わらないという状況に陥る。「テスト勉強は2週間前から」と繰り返し言っているのは、そういうリスクを避けるのに必要な時間も計算してのことだ。2週間前からやれば、最初の1週間で半分以上はテスト勉強に手がつくはず。残りの1週間は新たに習った内容と、反復練習のための時間である。私もそういう勉強法でやってきたが、あまり失敗したことはなかった。

 2週間前から「テスト勉強」に取り組むには、相当の意志を必要とする。周りにはそういう雰囲気はまだないはずだから。でもやらねばならぬ。成績を向上させたい、と思っていても、なかなか勉強に手がつかないのは、本当に「成績を向上させたい」とは思っていないからである。

 今日もある塾生に例として話したことだが、待ちに待った修学旅行の出発日の集合が朝6時だとしよう。そのためには、朝5時過ぎには起きなければならない。絶対に修学旅行には行きたい、と思っていれば、いくら朝早くても起きられるはず。これは、部活の試合で、朝6時集合でも同じこと。みんなに迷惑をかけたくないと思っていれば、6時には集合場所に着くように支度できるはず。何でも、本当に「やる気があれば」できるのである。

 テスト勉強の話に戻るが、「成績を向上させたいので、2週間前からテスト勉強をしなければならない」と本気で思っていれば、絶対にできる。できないのは、意志が弱いから、そして、本気でそうは思っていないからである。そして、できないのを他のせいにする。できないのは、自分のせいである。それに気づくことができれば、大きく伸びると思う。

 勉強できない(時間的に)のを、部活のせいにするものもいるが、それは筋違い。部活は自分で選んで参加しているはず。勉強優先なら、ちょっと考えなければならない。部活を否定しているわけではない。部活しながら、精一杯学習に取り組めている生徒もいるのである。部活を理由にするのは正しくないといいたいだけである。

 さて、前置きが長くなったが、第Ⅰ期の授業が始まって4日目。昨日、今日と、気温が高かったために、教室内の温度も高くなった。特に授業中は、満席のこともあって、すぐに室温が上がる。26度~28度にも達したので、窓を開けたり、エアコンの除湿機能を働かせたりして、室温を調節したが、まだ暑かったようだ。やる気に満ちている塾生は、すでに毎日自習室に通っている。このやる気が、どんどん他の塾生にも広がるように期待したい。





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