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自己推薦(2)

2009年01月28日

 自己推薦の出願締め切り。昨日も書いたけど、追記。

 選抜基準の明確化を、と昨日書いたけど、多分無理だろう。こんなに倍率が高いと、面接するにも、同じ面接官(複数)で、全員の面接ができないことになる。10倍近いところもあるし、すでに一般入試を含めた定員を超えている出願のあった高校もある。すると、自己アピールが重要視されるはずの「自己推薦」なのに、面接の基準が面接官によって異なることになり、困るのではないかと危惧する。



 これまでなら、数名または数十名くらいならどうにか面接官も1組で対応できたと思う(実際に1組でやっていたかどうかは知りませんが)が、200名以上も来たら、普通の入試と変わらない。そして、3月にもまた一般入試で面接。


 それに合格発表も、校内掲示式なら異様な雰囲気になるだろう。合格者の方が圧倒的に少ないわけだから。その後の、一般入試の出願も、結果を踏まえて変更する場合も考えられる。



 AO入試を取りやめている国公立大学も出てきている。「自己推薦」が悪いとは思わないが、何らかの基準がないと、受験生のためになる制度にはならない。現状では、中学・高校の教師ともに労力がかかりすぎるので、何らかの改善が必要に思う。



 自己推薦に向けての指導も必要だけど、一般入試に向けての指導も並行して行わなければならない。自己推薦を受験しない場合もありますから。






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