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高校生の勉強法

2009年03月05日

 ここ最近、高校生にいろいろ勉強法の話を個別にしているので、ちょっとここにも書いておこう。

 中学との勉強との大きな違いは、暗記だけでは済まない、ということ。中学の学習は、英語・数学であっても、ある程度暗記で乗り越えられることが多い。理科・社会ならなおさらそうだ。でも、高校の学習では、暗記はもちろん必要だけれども、それ以上に思考力が必要になる。

 よくある話だけれど、「解法を教えられた時には分かるのに、いざ自分で解こうとしたら解けない」というのは、解法を暗記しようとするからそうなるのだと思う。練習量が足りないということも原因としてはあろうが・・・。


 高校生で成績が低迷している場合の多くは、勉強量の絶対的不足、そして、思考の少なさ、だと思う。数学で言えば、定理を暗記するよりも、その導き方のほうが重要。導き方を理解していれば、暗記してなくても大丈夫。三角関数の倍角・半角の公式を忘れることがあっても、加法定理からの導き方を理解していれば、困ることはない。


 じっくりと考えてもらうためにも、学習時間は確保すべきです。



 

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