塾長の授業日誌

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勝つためには

2019年11月21日

部活で大会で勝つとか、コンクールで入賞するとか、それぞれ目標があると思います。そして、その目標に向けて、日々練習しているわけです。学校内だけではなく、家に帰ってからも、自主練習している人もいるでしょう。

 

ですが、試合の前だけ、例えば1週間とか2週間だけ、練習している部活はない、と思います。そんなのでは勝てないですね。それが分かってるから、日々練習するわけです。筋トレだって、日々やるから筋力もアップする訳です。試合前だけやったら、ただ疲れるだけでしょう。

 

勉強も同じで、「定期テスト」前だけやると、日ごろ慣れていないから、長時間の勉強で疲れたり、睡眠不足になったりするわけです。日々やってれば、そんなことは起こらないわけですね。

 

ですから、勝とうと思ったら、日々やることです。

 

「周りの人は誰もやってない・・・」

 

だから、やるんです。すぐに勝てる状況になります。


環境で左右される

2019年11月20日

人は周りの環境で左右されます。 「自然環境」という意味合いで使ってるのではありません。特に、学校内の「環境」ですね。「意識」と言ってもいいかもしれません。

 

それは、特に高校で顕著です。

 

高松高校、高松一高、三木高校(文理)では、高校入試の際の得点の差は、各高校間で10点から20点くらいでしょう。ですから、そんなに大きい差ではありません。

ですが、高校に入ったら、学習内容は雲泥の差があります。校内実力テストの問題を見れば、明らかです。レベルが大きく違います。当然ながら、日々の授業レベル、進度、課題等も大きく異なっています。ですが、それは中学生にはなかなか分かってもらえません。当然ですが。なぜなら、中学校では同じ教科書を使っているし、クラス間の差もないし、他の中学校でも同じことをやっているからです。私も中学3年生の授業で毎年言いますが、なかなか分かってくれませんね。実感がわかないみたいです。

 

ですから、難関大学を目指すなら、より難関大学を目指すライバルの多い高校に進学して、その環境の中に身を置くことが大切に思うわけです。「受かりそうなところに下げて、受験しようかな」という気持ちは分かりますが、その段階ですでに勉強のモードは下がってます。ましてや、「下げて受けて、高校に入って頑張って大学入試でリベンジする」というのは、かなり難しいです。中学校の内容で得点できないのに、高校の内容で勝ちに行くのはほぼ無理です。ですから、下げるのではなく、頑張って勉強してそのまま受験すべきだと思っています。

 

話がそれましたが、身を置く環境が大切ということです。校内で平均が取れてるからといって、安心してはいけません。それが、全国平均以下の場合だってあるのですから・・。


「定期テスト」前だけの勉強では太刀打ちできない!

2019年11月19日

「定期テスト」の2週間前だから勉強始める、ってのは、勉強に対する意識からして、ダメです。はっきり言いますが。

 

「定期テスト」前に勉強して、テストで好成績を取ったとしても、それは短期間の勉強の成果です。暗記に頼るところも大きいはずです。そして、短期間の暗記はすぐに忘れます。一方、長期にわたってやってきたことは忘れません。例えば、歯磨きの方法を忘れたことがある人はいないと思います。無意識にできますね。それは、毎日やってるからです。

勉強も同じで、毎日やってれば忘れることはありません。というと言い過ぎかもしれませんが、少なくとも、0から勉強するよりかは、思い起こすのに時間はかかりません。ですから、大事なのは毎日継続してやることです。

しかも、一日のタイムスケジュールを決めてやることです。夕食後の20時から22時までは勉強、という具合に。それを決めないと、だらだらしてしまう原因になります。スマホもその間はOFFですね。

 

また、「定期テスト」前だけの勉強では、模試には対応できません。特に、高校生。難関大学を志望するなら、学校の宿題以外に、日々やるべきことを決めて、継続して取り組むべきです。しかも、それは「定期テスト」期間であろうとなかろうとやるのです。「定期テスト」対策は日々の予復習をやれば、ある程度はできているはずです。

 

「でも、そんなのできない・・・」という人もいるでしょうから、一つ私の経験談を。

 

私は高校生の時は毎日取り組むべき参考書、問題集のページノルマを決めていました。それはテスト中でも、同じペースです。ですから、テスト期間中に困らないように、「定期テスト」の勉強は、日々の勉強の中でやりこんでいました。そして、家に帰ったらまずやるのは、そのノルマです。それが終わってから学校の予復習、宿題をやりました。はっきり言って、そのノルマは、きつめに作ってあるので、正直学校の宿題をやる時間があまりなかったのです。学校の宿題はやっていかなければ…、と当時は思っていたので、結果的には集中して取り組めました。寝る時刻のことも考えれば、後に延ばすことはできないので、集中してやれたのだと思います。

 

家庭学習=学校の宿題 ではありませんので、それ+α を取り組む方法は、考えるべきだと思います。

 

 

 


「普通」の基準は?

2019年11月14日

 中学生、高校生の学習状況を見ていると、それぞれの置かれている環境、特に学校内でのことが、「普通」として捉えられていることが多いように感じます。

 

 「学校の教科書レベルを勉強しているのが『普通』」

 「公立高校に進学するのが『普通』」

 「家庭学習時間が2時間くらいが『普通』」

 「高校の授業レベルは、自分が受けている授業のレベルが『普通』」   ・・・・・

 

でも、それは全国どこでも通用する『普通』ではありません。自分が常日頃抱いている『普通』の意識を変えてみることは必要だと思います。

 

高校生なら、「オープンキャンパス」に行く、のも一つの方法ですし、学力関係であれば、全国模試を受験して自分の力を知ることも大切ですね。「高校で受けているからその必要はないのでは?」と考えがちですが、その『普通』の考えさえも変えないといけないですね。高校で受けている全国模試は、受験していない高校生もたくさんいます。特に、都会の中高一貫校とかですね。ですから、もっとレベルの高い模試を自分で申し込んで受験して、いままでの「普通観」を変えることは大事だと思っています。

 

そういう意味でも、私は、大学は都会の大学を受験して、進学し、自らの「普通観」を変えるべきだと思っています。


今やらずしていつやる?

2019年11月07日

 中3生は、来週「診断テスト」、そして月末に「期末テスト」。 高3生は、模試受験のピークは越えましたが、まだ「センタープレ」は残っています。中3生も、高3生も、今が一番勉強すべき時で、一番成績を伸ばせるときです。

 

「今やらずして、いつやる?」

 

 一分一秒を惜しんで勉強すべき時です。これから1か月は休みなくTOP進学教室は開いていますので、大いに自習室を使用して、受験勉強頑張りましょう!!!!


たたき台は必要

2019年11月06日

 中3生の英作文を一人一人添削しています。3文以上、計25語以上の英作文ですが、当然ながら、問題の意図に合っているか、文と文のつながりはどうか、文法的に合っているか、スペルミスはないか、などなどチェックしていきます。そして、返す際に、個々に修正すべき点を指摘していきます。

 書くことによって、修正すべき点が明らかになり、それを踏まえてまた次の問題に取り組む。これの反復で、確実に英作文の実力は上がっていきます。

 まずは自分で書き、それを、たたき台にすることで、次につながっていくのです。


英語民間検定試験

2019年11月01日

さきほど、現高2生の大学入試で予定されていた、英語民間検定試験の導入が延期されることが公表されました。令和6年度入試からに延期のようです。

 

詳細は今後公表されて明らかになっていくでしょうが、高2生にとって大事な点は以下です。

・ 導入が延期されたからといって、民間検定試験を受ける必要が全くなくなった、というわけではないこと。まだわかりませんが、個々の大学では、これまでもそうですが、民間検定試験を使用した入試を行っていた学部、学科はあります。

・ 大学の募集要項は今後変更があるかもしれませんので、大学HPなどで情報を入手すること。

・ 共通テストの英語は、長文読解(リーデイング)とリスニングが各100点で決まっています。文法事項の出題はありません。かといって、文法事項を全く勉強しないわけにはいきませんから、その到達度をはかるには、民間検定試験の受験も役に立つということ。それに、私立の独自入試は、これまで通りの傾向でしょうから、文法事項も勉強する必要はあります。

 


80点の壁、 400点の壁、 200点の壁

2019年10月31日

普通に勉強していれば取れる点数というのがあります。(中学生)

 

例えば、「定期テスト」では、80点。 テスト範囲の教材を一通りやって、そこそこ勉強すれば取れる点数です。ですから、5教科になると、400点です。

 

「診断テスト」では、50点満点ですから、各教科40点のところ。合計で200点。

 

要は8割くらいまで得点するのは、そんなに難しくないのですが、そこからは、容易には得点できません。応用問題も解けなければならないし、ミスもなくさないといけません。そこが、「壁」になってる受験生は多いと思います。

 

 ですが、勉強してその「壁」を超えると、一気に得点しやすくなるんです。応用レベルの問題が解けるような力がついたということで。表現は難しいんですが、問題をつまることなくスラスラ解ける感覚ですね。


高校入試は、1日に5教科5時間

2019年10月30日

公立高校の入試は、いわゆる筆記の方は、50分×5教科を1日で行います。

途中の休憩はあるものの、午前9時頃から午後3時半ごろまでの5時間はテストを解かないといけないわけです。

つまり、5時間は集中をきらさずに、問題に取り組むことが必要になります。入試本番の時だけそのようにできるはずはないので、日ごろから5時間くらいは集中して勉強して、問題に取り組めるようにしておくことが必要です。

ですから、中3受験生なら、土日などの休日を使って、5~6時間集中して勉強して、慣れておくことが大切です。


とことんやる

2019年10月26日

自分では「頑張ってやってる」と思っていても、それは周りのほかの人と比べて「やってる」ということだと思う。それはそれでいいのだが、全国にはもっともっと凄い人たちもいる。そうした人を知るべきだし、そうした人たちと比べるべきだと思う。

現実的には、全国模試の偏差値で自分の位置を知るしかないが、高校生になって、その位置の低さに驚いているかもしれない。全国にはもっと凄いライバルたちがたくさんいる。現状に満足することなく、とことん勉強すべきだ。難関大学に合格したいなら・・・。

 

 


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