塾長の授業日誌

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塾長の授業日誌

中3・高3受験生の放課後の時間

2025年09月02日

塾を始めて30数年、ず~っと受験生に言っていることですが、

「部活がなくなったら、放課後(夕方)の時間の使い方が大切! 合否を決める!」

と。

 

これまで部活に取られていた時間がなくなり、自由に使えるようになったのですから、それを勉強時間に回すのが合格への王道。

ですが、学校の授業が終わって帰宅したら、実は思うように勉強できない受験生が多いのが現実。

 

「暑いからちょっと涼んでから勉強…と思ってたら、そのまま寝てしまった」

「ちょっとだけスマホを…と思ってたのに、気が付いたら、あっという間に時間が経ってた」

 

というのはよく聞く話です。計画的に取り組める人は、それで構わないのですが、そうはいかない人はやはり、自分任せは危険です。

 

ということで、例年、放課後に自習室に来ることを推奨しています。一旦帰宅してからでもいいですし、高3生なら学校帰りに結構来ています。一旦帰宅する場合では、帰宅したらすぐに塾に来ることです。「ちょっと休憩・・・」これは禁物です。上と同じになってしまいます。

 

昨日も今日も受験生は放課後に来ていましたが、来る時間にもよりますが、夕食までに3時間程度の学習ができます! 

放課後(夕方)に勉強しないなら、部活をやってる時と、勉強開始時刻は変わらないです。つまり、以前と勉強時間は変わらないということで、部活がなくなって時間ができた意味がありません。

 

中3生は、夏休み前まで部活があった場合が多いので、この9月第1週にどう取り組めるか、です。

 


突き抜ける

2025年08月27日

 スポーツ界やまたその他の分野でも、中学生、高校生が活躍しています。彼ら、彼女らに共通してるのは、その分野では、「突き抜けている」ことですね。大人にも勝てるのです。

 

 おそらく、そのレベルまで到達するには、厳しい練習やトレーニングがあったことでしょう。それがあるから、現在の活躍があるのです。

 

 勉強も同じで、あるレベルを超えてしまうと、一気に勉強が楽に、そして楽しくなってきます。例えば、テストでも、出題者の出題の意図が見えてきます。「あっ、ここで引っ掛けてきたな。」とか、「この単語の2つの意味でミスをさせようとしてるな」とか・・・。そこまでのレベルに達すると、成績も一気に全国でも上位に・・・。

 

 でも、スポーツ界に比べたら、勉強の世界で活躍するのは容易です。オリンピックに行けるのは、どのスポーツでも数名でしょうが、東大なら毎年3000名合格できます。もっと幅を広げて、国立大学なら毎年約10万人。同じ学年の生徒10人に1人は到達できるのです。 勉強で、「突き抜ける」のは、そんなに難しくありません・・・。


中1数学で差がつく要因

2025年08月26日

 毎年思いますが、中1の夏休みくらいから数学に差がついてきます。「正負の数」の単元は、あまり差はつきません。

 

 差が出てくるのが、「文字の式」あたりから。 特に、文章内容を式で表す問題。個数や代金に関する問題はできますが、速さ、割合、面積体積の単位変換 になると、一気に差がつきます。

 

 で、この差がつく内容は、小5・小6の内容です。ほとんどが小5ですね。

 

 ですので、TOP進学教室の小学生の指導は、「割合・速さ・単位変換」等を念入りにやっています。特に、小6の1月、2月は、普通の塾なら、先取りで「中1の数学」をやってるでしょうが、あえて、「割合・速さ」、そして「比」を徹底的にやります。ですので、小6時に在籍していた塾生は、中学生になって、算数内容で困ることが少ないです。

 

 ちなみに、理科や社会も、小5・小6で習った内容の多くを、再度中1・中2で学習しますので、小5・小6時点での理解は非常に重要と考えています。

 

 なお、現在、小学部は満席の為、新規塾生の募集は停止しています。空席待ちは承っております。小学部は、小4~小6の合計で、毎年10名程度しか指導しませんので、一旦満席になりますと、新年度までお待ちいただくことが多いです。


「香統模試」返却

2025年08月25日

17日(日)に実施した中3の「香統模試」の結果を、今日から順次返却し始めました。

模試で大事なのは、何点取れたか、志望校の判定はどうか、ではありません。

どこが理解できていないのかを客観的に知ることです。

 

「よく理解できている」と自分では思っていても、みんなができていれば、それは普通のことであるし、「難しい」と思っていた問題を他の受験生が得点できていれば、自分の勉強が足りないということです。それを知るには、全員共通の問題を解く模試がベストです。

1問ごとの小問分析表も渡していますので、どの問題を取りこぼしているかも分かります。

 

間違った問題については、「診断テスト」本番までに、解きなおしを提出することが宿題になっています。

 

夏休みもまだ6日間ありますので、さらに点数アップの勉強をすることは可能です!

 

9月になって学校の授業が始まると、今よりも勉強できる時間は減りますので、この6日間が勝負です!


2025年08月19日

 私はいつも、「目指すなら東京の大学」と言っている。もちろん、地元の大学とか他地域の大学を否定しているわけではない。

 

 やはり、日本の中心地であり、政治、経済、文化などなど、その中心で住み、学び、感じるところは大きいと思うからである。これは、地方では経験できないことである。旅行で行くことは可能だが、それは、あくまでも旅行者としての感覚であって、表面上の吸収でしかない。

 

 そうした大都市で、住み学び感じたことを基にして、そのまま首都圏に住むのか、Uターンするのかを考えればいい。こんなことを言うと、地元定住を促進している行政関係者には怒られるかもしれないが、他地域の空気を吸うことも大事なはずである。ずっとその場にいると、他者から見れば「良さ」に見えるところもそう感じられなくなるし、「悪い」点も分からなくなる。一旦、その場を離れると、他と比較して客観的に見ることができるのではないかと思う。

 

 組織は、多かれ少なかれ、年配者が牛耳ってるところが多いので、若い世代に早めにバトンタッチすることも大切。経験も大切だが、これからの時代、人口減少で経済も縮小に向かうのは間違いないので、その長い経験が果たして今後生かせるのかどうかも微妙。そういう意味でも、新しい感覚は必要。 

地元よりも東京の方が新しい感覚は得やすいと思っている。


学校の枠を超える

2025年08月18日

 大学受験の話です。

 

 「定期テスト」前になると、定期テストの勉強に専念するのが当たり前のように思われてますが、私の考えはちょっと違います。

 

「定期テスト」の勉強は、日々予習・復習・宿題をきちんとやっていれば、そんなにがむしゃらにやらなくてもいい、という考えです。その代わりと言ってはなんですが、自らに課したノルマとしての学習は、テスト期間中であっても継続すべき、だと思います。

 

つまり、 「自らに課した日々の学習ノルマ + 日々の学校の予習・復習・宿題」 のペースは、テスト期間中であろうとなかろうと、維持する、ということです。

「日々の学習ノルマ」は、個々によって異なりますが、例えば、「英語の参考書6ページ、数学の参考書4ページ」とかですね。これは、いつまでに終わらせるか、終わらせねばならないかを考えて、ノルマを決めるわけです。だから、途中で、テスト期間があって、そのノルマも休んでしまうと、終わる時期も遅くなってしまいます。そうならないように、日々の継続した学習ノルマを優先させるとういうのが、私の考えですし、自らも実行してきました。

 

「推薦入試」等を考えれば、「定期テスト」も重要ですし、「定期テスト」の時こそ、学習内容を定着させることができるのは間違いありませんが、もっと余裕をもって、「定期テスト」を受け止めることができるようになれば、力はどんどんついていくように思います。

 

そのためには、日々の学習時間が必要なわけで、「定期テスト」の勉強だけで、めい一杯であるなら、日々の学習習慣を再検討したほうがいいでしょう。


意識改革

2025年08月17日

 今日は、中3生は「香統模試」でした。と同時に、高1・高2生も、全国模試を行いました。

特に、高校生の模試は、たやすく解ける問題は少なく、かなり考えて粘って解かないといけない問題が多いです。その点は、中学校のときとは大きく異なります。中学校のときは、少なくとも一度は見かけたことがあるような問題が模試にも出題されるわけです。ですから、それなりに解けるし、覚えていればどうにかなるレベルです。

 ですが、高校生の模試になると、そうはいきません。知らない単語も出てくるし、見かけたことがないような問題も出題されます。ですが、そんな問題を解ける人も全国にはたくさんいるわけです。彼らは当然勉強してるから解けるわけです。「この単語習ってないし、こんな解法知らないし・・・」とか言ってる場合ではありません。その単語を知っていて、その解法を知ってる人はいるわけです。

 

 であれば、日頃の高校の授業の宿題、予復習以外にも、それ+αの勉強が必要です。英単語を覚える、古文単語を覚える、数学の問題集をする、英語の構文の参考書をする、などなど、やるべきことはいくらでもあります。そうした日々の蓄積を増やしていけば、模試の際にも解ける問題は増えていくはずです!


今日から、通常授業

2025年08月16日

10日~15日まで、休講でした。今日から、通常授業を再開です。

 

今日から「8月度」の授業です。中3生は、9月4日の「診断テスト」、高1・高2生は、月末の「校内実力テスト」に向けての指導です。

もちろん、9月末の「中間テスト」に向けての指導も行っていきます。

 

 


周りの「休み」は関係ない

2025年08月07日

 この週末から、「3連休」という社会人の方もいらっしゃるかと思います。それに引き続いて「お盆休み」という場合もあるかもしれません。ですが、受験生はそんなのに合わせる必要はありません。受験勉強に土日も祝日もお盆休みもありません。

 

 まあ、家族で出かけたり、時間を共に過ごしたりするのは構いません。ですけど、あくまでも「勉強モード」は維持ですよね。

 

 もちろん、土日を勉強の調整日に充てるのはOKです。遅れを取り戻したり、先取りしたり・・・。ですが、それはあくまでも勉強の進度調整であって、勉強の手を緩めるものではありません。


最大のライバルは自分

2025年08月04日

 8月に入りました。受験生の勉強モードも一気に高まってきています。

 自分自身では頑張ってるつもりでも、周りのライバルがどれだけ頑張ってるかはなかなか分かりづらいものです。その頑張り具合が具体的に見えてくるのは、模試の結果。ですが、模試は受験してから結果が出るまでに約1ヶ月かかります。その結果が出てから、対策を考えるようでは、ロスタイムが長すぎます。

 日々の学習の理解状況、問題の正解状況、等々から考えて、勉強内容を修正すべきものは修正し、勉強時間が足りなければ、効率化を図った上で、さらなる時間の伸長も必要でしょう。

 

 と、理想論を挙げればキリがありませんが、言えるのは、「最大のライバルは自分自身」ということです。

 

 受験勉強なんて強制されたものではありませんから、手を抜こうと思えばいくらでも抜けます。ですが、その取り組み方は、必ず結果に跳ね返ってきます。自分自身で合格を勝ち取りたいなら、自分自身で勉強するしかないのです。「遊びたい、ゲームしたい、どこか行きたい、昼寝したい・・・・」、そんな誘惑にまず勝つことが大切です。 そんな自分自身に負けてるようじゃ、他人に勝てるわけないですから。


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