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「診断テスト」と「高校入試」は出題傾向が当然違う

2020年11月27日

中3生は、期末テストが終わり、次の学校のテストは、「第5回診断テスト」です。

中学校では、その「診断テスト」の「過去問」を授業時にやったり、配布してくれますが、それをやっただけでは、実力は向上しません。過去問を1年分やっても、それは、その時点での得点力を計っただけで、力を伸ばすことにはなりません。

 

重要なのは、そこからです。間違った分野を解きなおすとか、教科書で確認するとか、それが必要ですよね。それをすることによって、得点力は上がります。間違った問題数にもよりますけど、復習に時間はかかります。

 

まあ一番問題なのは、「過去問」を解いたことで、「勉強した」つもりになっていることです。先程も述べたように、過去問を解いただけでは、「勉強した」ことにはなりません。「過去問をやるだけ」の勉強なら、いっそのことやらない方がましです。「過去問」やらないで、これまでに解いた問題集の間違ったところを解きなおして、できるようにした方が、よっぽど得点力はアップします。

 

さて、前置きが長くなりましたが、その「診断テスト」は、確か「中学校校長会」(間違ってたらすみません)が作成しています。要は、中学校側ですね。「高校入試問題」はもちろん高校側、県教委が作成します。ですから、傾向も異なっています。

一律には言えませんが、高校入試問題の方が、問題文の量が多く、かなりスピード感をもって解いていかないと、時間不足になります。過去問をやることは必要ですが、それはあくまでも時間配分を知るためだと思って、過去問以外の問題を解く練習をする必要があります。


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