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友達と一緒に勉強する?

2020年12月16日

「友達と一緒に勉強する」っていうのに私は否定的です。

 

もちろん、切磋琢磨する関係なら、構わないのですが、「勉強したつもり」になるのが一番恐れるべきことです。

よくあるのが、勉強はしてるけど、休憩が長い、ってことです。1時間勉強して休憩していたら、休憩時間が長くなってしまうとか、昼食を食べにいっていたら、2時間経過したとか、歯止めがきかない場合もよくあります。

私の体験を話します。中学生の時に、自由研究をするために、県立図書館(高松市役所の前に当時ありました)に何度か行きました。そこに資料があるので、それを調べてそこでまとめる為ですね。友人数人と一緒に行ったのです。もちろん、自由研究の内容は各自違います。午前中から出かけて最初のうちはみんな真面目にやってるのですが、1時間ごとの休憩時間が徐々に長くなりました。真夏なので、ジュース飲んだり、アイス食べたりですね。

で、友人のお父さんが高松市役所に勤めていて、案内してくれて、市役所の上の方の食堂(レストラン?)でみんな一緒に昼食を食べたのですね。そんな高い建物にはめったに行かないものですから、興味津々であっという間に時間が経ってしまって、結局その後はおしゃべりしたり、またジュース飲んだりで、時間を浪費してしまいました。多分、自由研究に費やした時間よりも、それ以外の時間の方が長かったです。

いい経験ではあったものの、やはり、友達と一緒だと、場の雰囲気もあるので、気が緩んだのだと思います。

 

そうした実体験もあって、「友達と一緒に勉強する」というのは好感がいだけません。

 

もちろん、分からないところをお互いに教えるなどは、活用すべきですね。


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