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E判定でも受かるときは受かる

2022年01月27日

国公立2次試験に向けて、大学受験生は勉強をやっています。各社の「共通テストリサーチ」の結果を見て、出願するわけですが、その判定を鵜呑みにするのはどうか、と思います。

 

もちろん、1次と2次の配点比率や試験教科の得意、不得意状況等により、その判定を重視せざるをえない場合はあります。ですが、A判定なら100%合格する、とか、E判定なら合格できないとか、そんなことはないはずです。あくまでも目安です。

 

去年の各大学の合否状況を見てみると、BやCだと合格者もいれば、不合格者もいます。いわゆるボーダーライン上では、合格者と不合格者の人数はほぼ同じくらいです。ボーダーラインよりも下でも合格者はいますし、逆にボーダーラインを上回っていても、合格していない者もいます。要は、1次で決まるのではなく、2次勝負、ということです。特に、今年は共通テストの平均点が下がっていますので、例年よりも、合格点(1次+2次)に占める、2次の割合が上がります。例年以上に、2次勝負、といえると思います。

 

何回かこの日誌にも書きましたが、E判定からの合格を勝ち取ったある塾生の話です。(あっ、E判定からの合格は、皆さんが想定されている以上に、たくさんあります!)

 

その塾生は、センター試験で思うように点が取れずにE判定でした。ですが、将来就きたい職業の目標を変えることなく、予定通りの大学を受験することにしました。ですが、合格するには、2次試験でほぼ満点をとるくらいでないと厳しい、という判定でした。2次試験に向けて、私の指導が始まりましたが、満点を目指すにはそれなりのレベルと量が必要ですので、かなりの負荷は与えたと思います。それにくらいついて、頑張って勉強をしてくれました。

 

合格発表の当日、そのころはまだネット発表とかが普及していなかったので、合格発表の掲示板を見て、塾に合格の報告に来てくれました。その時には、すでに学校にも報告に行ってたそうですが、学校の先生に合格の報告をしたところ、

 

「え?? もう一回掲示板見て確認してこい!」

 

って言われたそうです。信じてもらえなかったそうで・・・。

 

入試の出来具合を聞いてみたら、ほぼ完答できたということで、それが勝因でしょうね。

 

今は、某中学校で教員をしています。

 

 

最後まで合格目指して勉強することに尽きます!!


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