先を見据えた学習を
2025年10月09日
中3生は、「第3回診断テスト」が終わりました。高3生は、「共通テスト」の出願も先週締め切られました。受験が近づいてきています。
受験生に限らず、小学生・中学生・高校生を指導するときに留意していることは、「先を見据えた学習」になるように指導することです。
「テストがあるから、そのテストに向けた指導をする」、これは塾の指導の一つですが、これだけではないと思っています。「点が取れればそれでいい」というのなら、簡単です。過去問でも、予想問題でも片っ端からやらせればいいのです。
それで点数はとれると思います。ですが、それでは、実は入試には対応できません。「定期テスト」は、範囲が決まっていて、それほど難しい問題も出ないので、そのような学習でも何とかなるものです。ですが、「診断テスト」や「実力テスト」となると、そのような対策はなかなか効果が出にくいものです。日頃の学習の積み重ねがやはり大事です。「定期テスト」前だけの勉強では、こうしたテストは突破できないのです。
ですから、「先を見据えた学習」の大切さを指導することが重要なのです。今だけでなく、目標に向けた学習、合格のための学習です。中学生の場合には、高校合格がゴールではないことも指導します。ご存知のように、高校受験用の勉強よりも、高校での日々の学習のほうが難しいのです。合格して気を緩めてしまっては困ります。高校合格は、あくまでも通過点であって、ゴールではありません。その点をはきちがえてしまって、部活に熱狂する生徒もまれにいますが、なかなか高校の勉強がうまくいきません。それは、高校合格をゴールととらえてしまっているからです。
TOP進学教室の中学生の指導は、「個別演習型指導」形式ですが、高校生になったときに大きな威力を発揮します。
自分で学習する術は身につけているからです。ですから、日々の学習を行える技術は持っています。できないとすれば、それは時間不足とか意欲の問題と思います。
TOP進学教室の指導は、最終的には大学合格を目標においています。これは、小学部・中学部の指導でもそのような観点から指導を行っています。中3生の指導でも、高校の授業内容の話を頻繁にしますし、場合によっては高校内容も教えています。