塾長の授業日誌

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限界まで挑戦

2006年06月20日

 「中間テスト」が返却されてきている。成績の好調なもの、また、大幅に向上したものもいるが、中には下降しているものもいる。あれだけ補講もしているのに、である。

 なぜか?

 理由は明らか。家庭学習が不足しているのである。確かに、指導力が拙いと言われれば、弁解の余地はない。だが、指導するにも時間の制約がある。週2回の授業でもせいぜい5時間弱の時間しかない。家庭にいる時間はその何倍もある。そこまで管理は難しいし、また、自習や補習に誘っても、来ないのはどうしようもない。基本的に、自習は希望制である。「強制的に自習に呼んでください」と依頼されることがあるが、それはしていない。そんなことをしたら、「自習」とは言えないからである。理解状況に応じて、補講に呼んでいるが、それさえ来ないのは手の施しようがない。

 成績を上げるには、自分で勉強に取り組むことが一番。塾はその際にうまく利用すればいいのである。私が現在の塾の指導スタイルにしたのは、「自分なら通いたい」と思えるような塾にしたかっただけである。20数年前にこんな塾があったら、私は通ったと思う。一斉講義も利点はあるが、大切なのは、自分の分からない点を確実につぶすことである。それができる指導スタイルにしているが、その「「つぶしかた」がよく分からない者も当然いるので、その方法も指導している。

 一斉指導でも、個別指導でも、塾の授業だけではダメ。勉強する場所は自習室でも、自宅でもどこでもいいが、自分の納得できるまで勉強することが成績向上の一番の方法。塾はあくまでも、補助手段であると考えている。




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