塾長の授業日誌

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直し

2008年08月27日

 「自立学習コース」では、自分で解いた問題の答えあわせしてもらった後は、間違った問題を、「まずは」自力で直す、のが基本。これが「一斉授業形式」だと、先生がすべて説明してくれる場合が多いので、分かりやすいとは思うけれど、「分かったつもり」になりがち。当然分かりやすく先生は説明してくれるはずなので、自分でやるよりも「分かる」はずだ。


 ただ、そこに落とし穴がある。「分かる」=「できる(解ける)」ではないのである。これは勉強に限らず、自動車の運転でも同じ。大学生になって自動車学校に通っている卒塾生たちが最近チラホラ現れるけれど、同じことを言っている。「学科」で習っても、その知識だけでは、思っているようには運転できない。


 「厳しい」ように思われるかもしれないけれど、「まずは自分で間違いなおし」。教科書を調べたり、辞書引いたり、計算やり直したり・・・。まずは自分で考える。それでも分からなければ、最後の手段で、先生の登場。


 ということで、「自立学習」の主役は生徒。先生は脇役、というか舞台裏かな。


 「一斉授業」に慣れている生徒が、体験授業でやってくると、まず驚く。みんな自分で勉強しているから・・・。実際には、やるべきことは指示しているので、「自習」ではないけれど、静かに取り組めている。実際、生徒側からすると、手を抜こうと思えば抜ける。でも、手を抜けば、結局は自分が困るということにいずれは気づくはずなので、手を抜く生徒はほとんどいないかな? 「一斉授業」形式の何倍もの密度で取り組めるのもいいところ。


 「夏期講習」残り数日。「自立学習」で頑張るゾ~!




 

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