塾長の授業日誌

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点数だけを上げる?

2012年07月04日

 点数だけを上げるなら、出る問題をどんどんやればいいのです。覚えるくらいのつもりで。

 

 でも、それでいいかというと、定期テストはそれでもどうにかなるかもしれませんが、中学生の「診断テスト」や、高校生

の「全国模試」になると、歯が立たないことは明らかです。そうした範囲の広いテスト直前になって、「何をしたら点が取れ

ますか?」って聞いてくることがまれにありますが、方策はあまりありません。ないことはありませんが、仮にそのときだけ

うまくいっても、それが続くとは思えませんし、入試の時に困るわけです。

 

 最近の中学生、高校生に多いのは、教科書軽視の傾向です。塾の問題集や家で使ってる問題集、通信添削教材がメ

インになってる生徒は多いと思います。それを使うのは誤りではありませんが、教科書をしっかりと読み込むことは重要で

す。ここ、数日の間にも高校生の何人かに話しましたが、数学の公式は覚えていても、その導き方が分かっていないので

す。教科書にはすべて載っています。テストに、その導き方が出るわけではありませんから(ほとんどの場合)、公式を覚

えていれば、得点はできるように思われがちですが、そうではないと私は感じています。

 

 入試で合格できる得点力を身に付けたいなら、教科書をおろそかにしてはいけません。模試の休み時間の時に、成績

の良い塾生は、勉強するのに教科書を見ています。正しい学習法だと思います。

 

 今年から、中学生の教科書は新しくなりました。そして分厚くなりました。教科書の内容が理解できていないのに、他の

問題集や参考書メインに勉強するのは間違っています。成績を向上させたいなら、まずは教科書を大切にすることです。


高校数学

2012年07月03日

 高校生で質問が多いのは、圧倒的に数学。続いて、英語、化学、古文、物理、生物ですかね。

 

 その質問の内容をみて思うのは、もっと練習が必要ということ。私は気づくたびに、「この問題の解き方は、4STEPのこ

こに載ってる」と指摘します。塾生は、驚きますが、4STEPやチャートの内容を知っていれば、たやすいことです、逆に言

えば、驚いた塾生は、まだその域に達していないということです。

 

 私は、基本的には、1冊の参考書、問題集を徹底的にやらせるほうです。ですから、4STEPの反復を指示しますが、ニ

ガテな塾生に限って、その反復を避けようとします。それで、結局は、質問せざるをえなくなります。高校生の間にならう

内容は決まっています。ですから、身に着ければつけるほど、それから先で身に着けるべき内容は減るのです。それを徹

底しなければ、身に着けるべき内容はそんどん増えていきます。

 

 「そんな理屈は分かってる」という高校生は多いでしょうが、であれば、まずは実行に移すことです。何でもかんでも教え

てももらえばいい、ではこの先困りますよ。


質問がない

2012年07月02日

 「質問がない」というのには、2つ理由があります。

 

一つ目は、もうすでに完璧に理解していて、本当に疑問点がないから。

二つ目は、十分に問題を考えたり、解きなおしたりしていないから、質問すべき点がまとまっていないから。

 

成績上位者に多いのは、一つ目の理由。逆は、二つ目の理由です。はっきり分かれます。

 

 受験生は、勉強しきってしまって、完璧に理解できて、疑問点がない状態に是非して欲しいものです。それを追求する

夏休みにして欲しいと思います。

 


「夏期講習ガイダンス」

2012年07月01日

 今日は、13時~22時まで自習室開放。高松高校、高松一高、高松桜井高などがテスト直前ですから。

それと並行して、保護者面談も8名ありました。

 

 その後、午後6時から「夏期講習ガイダンス」を行ないました。高1・高2対象に、学年別に分けて実施しました。夏に何を

勉強すべきか、何をどれだけ、どこまで勉強すべきかを説明しました。参加者特典もありますので、是非、期限までに利

用してください。

 

 それにしても、数列、ベクトルの質問多いですね。

 


ベクトル・数列

2012年06月30日

 高松高、高松一高、高松桜井、高松商などは、来週から、期末考査。ということで、今週はこれらの高校生で自習室は

少し混雑・・・。 

 

 時間の許す限り、質問にも答えてますが、数列、ベクトルの質問の多いこと・・・。確かに内容的には易しくはないです

が、図を書いたり、項を並べて書いたりすれば、少しは分かりやすくなるはず。「イメージ化」でしょうか。 そうした点を強

調して教えてるつもりですが、なかなか自分では実行できないようで・・・。  でも、「質問がある」ってことは、勉強してる

証拠ですから、悪いことではないですけどね。

 

 明日も、13時~22時までオープンしています・・・。


もう・・・

2012年06月29日

 明日で、6月が終了です。今年も半年が終わりです。早いですね~。毎年、大晦日は24時まで授業やっているのです

が、今年もあれから半年経過・・・。あと半年したら、大晦日です。

 

 「夏期講習」は、満席の学年が出始めています。受講ご希望の方は、お早めにお願い致します。高松高校、高松一高、

三木高レベル高校への進学、国公立大学。難関私大受験専門の講習内容になります。受講生のレベルに指導レベルを

合わせるのではなく、合格レベルで指導します。「合格夏期講習」です!!


難しい・・・

2012年06月28日

 「難しい」とよく言われます。指導内容が・・・。私はそうは思っていません。生徒達が言う「難しい」は、自分自身のレベル

に合わせて使っているからです。あくまでも「(自分にとっては)難しい」に過ぎません。私が要求しているのは、合格する

のに必要なレベルです。それにあわせて指導しています。ですから、最初は無理ではあっても、徐々に慣れていって欲し

いのです。いつまでも「難しく」感じるようでは、合格レベルには達しません。

 

 これは部活でも同じはずです。最初は難しくても、日々練習するにつれて、徐々に上手くなっていき、習得する。身に付

ければ、難しく感じることはないはずです。私も、幼稚園の頃、自転車に乗る練習をしていて、何回も転びましたが、何回

もやっていくうちに、乗れるようになりました、一旦乗れるようになれば、「難しい」なんて思わなくなります。

 

 勉強も同じですね。最初は、困難が伴いますが、それを打開、突破しないと、理解には至りません。ここで、あきらめる

と自分自身の理解力はそこでストップ、先に進むことはありません。乗り越えるには大変かもしれませんが、それを乗り

越えた後の充実感は、当事者にしか分かりませんよね。  

 

 私が生徒に指導している際の役割は、その乗り越える際のアシスタントに過ぎません。確かに、無理やりに引っ張って

いって乗り越えさせる方法もあります。ですが、それに慣れてしまうと、自分で乗り越える力がなくなります。いつまで経っ

ても、その先導役が必要になってしまいます。 自分で前進できるように、これからも指導を続けていきます。

 

  


夏までに・・・

2012年06月27日

 今日もお問い合わせありがとうございました。授業の進め方、内容、日程等、ご不明な点は、お尋ね下さい。なお、度々

記載していますが、面談や授業中は、面談、授業を最優先するため、留守番電話になっていることが多いです。ご迷惑を

お掛けしますが、ご連絡先を入れてくだされば、折り返しご連絡いたします。ご理解、ご協力をお願い致します。なお、メ

ールでのご連絡も可能ですので、ご利用下さい。

 

 さて、今日も面談が5件ありました。内4件は、高校生の生徒面談だったのですが、夏休みが重要なのは、みんな分か

ってました。でも、もっと大切なのは、「夏休みまで」なんです。夏休みになると、みんな勉強するはずです、受験生なら。

だからこそ、差をつけられる「夏休みまで」を、大いに勉強に使って欲しいのです。高校生の場合、7月になると、高校野球

の応援とか、クラスマッチとかで、結構授業が進まないのです。確かに、そういう行事を楽しむのはそれで構いませんが、

授業がない分、日頃の予習とか復習にかけていた時間は空くはずなのです。そこを上手く使って欲しい。

 

 「家よりも、自習室の方が集中して取り組める・・・」

 

だったら、自習室に来てください。「往復の時間がかかる・・・」なんてことを言う人がいますが、往復の時間をかけても、来

る価値は絶対にあります。迷う必要もありません。

 

 今日も、中学生は遅刻が数名。総体前なので、仕方ないでしょう。宿題の量も少なめです。最後の大会になる中3生の

気持ちも多少は分かりますからね。でも、夏休み以降は、こっちの言う通りにしてもらいますからね。


履修計画

2012年06月26日

 三木高校は、履修計画を立てて提出する時期。高1・高2は、生徒面談を通知して順次やっていますが、修正したほう

がいいと思う場合には、アドバイスをしています。三木高校開校からずっと指導にあたっていますので、こういう場合には

こうした方がいい、とか、この科目よりもこっちの科目が必要、などというアドバイスができます。単に、授業名称から判断

するのではなく、その中身からを判断しなければなりません。

 

 三木高校の場合には、そうした選べる単位制ですが、逆に言えば、目標がないと、選べないのです。ですから、はっきり

とした進路目標が必要なのが、三木高校です。「近いから」とか「知ってる人が通ってるから」という理由で進学するのは、

おすすめしません。最近、三本松高校理数科など、入試の段階で分けて募集していた学科が、くくり募集で、とりあえず

普通科として募集して、2年次から分かれる、という形に変わってきています。高校入学時から分けるのは、進路選択が

早すぎるからでしょうが、目標が決まっている生徒にとっては、1年遅れることになってしまいます。難しい問題でしょうが、

目標は早く決めるべきだというのが私の考えです。ですから、早くから、社会全体のことに興味を持たせたり、さまざまな

体験をすることは重要に感じます。

 

 最近では、大学でも、在籍している学生の保護者会があるそうです。昨今の就職状況を考えれば、気になる保護者が

多いのもうなずけますが、学生ももっと自立すべきだな、って思います。いつまでも親にいろいろ干渉されるようではいけ

ません。自分で行動すべきでしょう。  塾通いも同じです。親の顔色を伺いながら、塾で勉強しても伸びないです。親の

ために勉強しているのではないのですから。確かに、親に費用を負担してもらってはいますが、あくまでも自分の向上の

ためです。「この高校、大学に行きたいから、塾に通いたい」、「この授業を受けたい、塾に通いたい」と、親に相談するくら

いになってほしいですね。全員が。

 

 それと、社会経験を豊かにするためにも、職場体験とか、インターンシップは効果ありと思ってはいますが、もっと効果

があると思うのは、「親の働いている様子を見学すること」です。同じ内容を体験させてもらっても構いません。どんな内

容の仕事をしているのか知らない子供達も多いはずです。ですから、丸一日同行です。そんな太っ腹な会社とかお店は

少ないとは思うのですが、私は効果ありと思っています。私の父親は、職人でしたので、私が小学校や中学校のときの夏

休みなどには、車に同乗して、仕事に行ってました。一応手伝いです。仕事的には、たいした役には立たないでしょうけ

ど、仕事の内容は分かっていましたし、大変さも分かりました。お昼は、一緒に弁当食べたり、食堂に入ったりしていまし

た。 それが、今の職業にすべて役立ってるわけではありませんが、プラスになってることは間違いありません。

 

 同行なんて許してくれる職場は多くないとは思いますが、可能な方は是非やってみてください。お互いにプラスになるこ

と間違いないです。お金のありがたさも感じることができるので、塾通いも「やらされ感」はなくなるのではないでしょうか?


お問い合わせありがとうございます

2012年06月25日

 昨日、新聞にチラシを折り込みました。今日は、午後1時過ぎから相次いでお電話いただきました。また、面談の日時も

その場で決めさせていただきました。ありがとうございます。

 

 今日は、三木中学校が振替休日でしたので、午後2時から午後4時半まで、中3生の授業をしておりましたので、そ

の間は留守番電話になっておりました。明日以降も、面談の関係で、昼間でも留守番電話になっている時間が多少あり

ますが、ご連絡先を入れていただければ、折り返しご連絡いたします。 ご迷惑をお掛けしますが、ご理解、ご協力のほ

ど、よろしくお願い致します。


ホームページからのお問い合わせはこちらから。お電話でのお問い合わせは087-898-4223(授業・面談を最優先するため、授業・面談時間中は電話に出られない場合があります。留守番電話にて用件を承ります。)

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