塾長の授業日誌

HOME › 塾長の授業日誌

塾長の授業日誌

昨日の続き

2011年01月25日

 昨日の続きだが、家庭学習の時間がとれない理由の一つに、「部活」を挙げる場合もあるとは思うが、これは当てはまらないと思っている。

 以下は私見であって、異論もあるとは思うけど、敢えて記しておく。スポーツのプロや芸術の専門家を目指している場合には、以下は当てはまらない・・・。

 まずは、家庭での教育の方針として、何を最重要視するか、ということ。部活から得られるものを最重要視するなら、勉強は2の次になるのであるから、「勉強時間」がないことは仕方ないこと。「部活」が理由ではなく、「家庭での教育方針」の問題。だから、少ない勉強時間でいかに効率よく学習すべきかを考えなければならない。


 勉強を最重要視するなら、部活をセーブしなければならない。入部するときに、どのくらいの練習時間なのか、休日はどのくらいあるのか、ということは事前調査が必要。これは子供任せではダメ。自分に都合のいいように解釈するから。 入部時の選択が適切であっても、顧問が変わると練習環境が全く変わるという問題も生じている。仕方のない面もあるが、どちらを優先させるか、ということなので、塾のある日は練習を早めに切り上げるとか、それが無理な場合には、通塾曜日を変えるなどして、学習時間を確保すべき。

 小中学生は、その辺りのコントロールがやはりまだうまくできないので、保護者の方のコントロールは必要と感じている。

やるべきは家庭学習

2011年01月24日

 新年度の授業の問い合わせが最近相次いでいる。先週チラシを折り込んだこともあるとは思うが、例年よりも早くなっている。

 いろいろ相談的なこともお話させていただくが、まずは家庭学習に取り組むことが大切であると感じている。これは、塾に通うようになっても同じ。塾の勉強だけで成績が向上することはまずないと思う。塾で学習したことを定着させるには、塾での学習時間とは別に、家庭学習が必要だと思う。「それで塾なの?」と思われるかもしれないが、塾での指導時間は、週2回通塾でもせいぜい6時間程度。これで、1週間の学習をまかなえるだけの学習時間かというと全くそうではない。家にいる時間のほうが圧倒的に長いのであるから、家庭学習が必要なのである。

 ただ、家庭では集中して学習できない、とか、塾のほうが集中して学習できる、という生徒向けに自習室は開放しているが、これは、本来は家庭ですべき学習を自習室でしているだけであって、塾での「指導」時間にはあてはまらない。


 学力向上には、まず「自ら取り組む学習」が必要なことは間違いない。



模試

2011年01月23日

 今日は、中1、中2の「香統模試」。

 午後からスタートなので、部活での欠席者、遅刻者もいたけど、振替受験で、全員受験を終えることが出来そうだ。

 2月15日の「診断テスト」まで、3週間。「診断テスト」前は、部活も休みにはならないので、早く勉強を完成させることが大切。今年は、例年より「診断テスト」が遅く、終わったらすぐに「期末テスト」発表。

 「期末テスト」の勉強も同時進行ですすめなくてはならない。

総合問題

2011年01月22日

 中3入試対策コース。

 ハイレベル、スタンダードコースともに、希望者には、自己推薦入試の「総合問題」対策に、10回分の予想問題を配った。過去問を分析しても、高校によって問題は若干異なるけど、基本問題ではないのは確か。思考力、読解力、記述力が要求される。各教科とも何パターンか問題があって、各高校がそれを選んで入試問題が出来上がるようで、高松高校や高松一高、三木高などは、数学や国語などで一部問題が違う。とはいえ、簡単に解けるものではなく、暗記ですむような問題はない。

 それに対応した問題を、解答とともに配った。時間的に、授業中にすべての解説は出来ないので、家庭学習となるが、質問には随時応じているので、どんどん質問に来てください。

勉強会

2011年01月21日

 「期末テスト」に向けての「勉強会」の案内を郵送しました。塾生の皆さんは無料で参加できますので、ぜひお早めにお申し込みください。「診断テスト対策講座」も同時開講です。

センターリサーチ

2011年01月20日

 月曜日に提出したセンターリサーチの結果が返却されている。平均点が上昇しているので、自分の得点が上がった(通常よりも良かった)からといって、判定がいい訳ではない。易しかったということは、どの受験生にも言えることなので、他の受験生以上に向上していないと、判定が良くはならない。

 勝負は、2次試験。「センター試験」よりも「2次試験」の配点が高いところは、逆転がよく起こる。また、「センター試験」重視の大学でも、センター試験の結果に満足して、油断していると足元をすくわれる。2月が勝負。

 2月になると、家庭学習期間になって、十分に勉強時間はとれる。計画的に過去問演習、弱点補強に取り組むべきだ。

今年の冬は

2011年01月19日

 寒い。例年よりも寒さが続いている。朝は寒くても、日中は暖かく感じる日もあるのが普通だと思うけど、今年はそうでもない。日中でも寒い。

 去年の夏は猛暑だった。連日35度以上。それが今年の1月は最高気温が5度くらいの日もある。その差、30度以上。これだけ違うから、四季があり、日本独特の文化もあるとは思うけど、ちょっと大変。

 インフルエンザも流行時期に入ったようなので、体調管理は万全に!

緩み

2011年01月18日

 中3生も私立高校の合格発表が順次始まっている。国公立高校志望者ばかりなので、私立高校は万が一のため、という意味合いが強いが、それでも「合格」はうれしい。

 だけど、「うれしい」気持ちは一旦しまっておいて、本命の受験校「合格」を目指さなければならない。自己推薦入試受験者はそれに向けて、その後は、一般入試に向けて・・・。  

 気持ちの「緩み」は、勉強の効率を下げる。今日も注意された受験生がいたが、その「緩み」そのものがあったので、注意した。本人らからすればたいしたことではないのかもしれないけど、もう22回目の中3受験生ともなると、行動から気分の緩みはみてとれる。 人生初めての受験なので不安や戸惑いは分かるけれど、やはり「緩み」はいけない。「合格するだろう」というのは、あくまでも去年までのデータから判断されることで、今年は入試が終わってからその判断の正当性が分かるのである。

油断大敵

2011年01月17日

 昨日の「センター試験」結果報告。

 予想平均点が上がっていることからみても易化している。塾生の点数状況も同様。

 いわゆる「センターリサーチ」の結果で出願大学を最終決定するけど、判定がAやBだから合格するわけではない。これから勉強することも必要。どちらかというと、AやB判定が出ると、油断するから実は怖い。

 追い上げているほうが強いのであって、CやD判定から合格することだってある。


 何か今日は勉強手につかず、の受験生もいたけど、さっさと私大入試や国公立の2次試験に向けて勉強しなければならない。早くそのスタートしたものが合格するように毎年思っている。

決戦

2011年01月15日

 今日は、「センター試験」。センター試験の時には、よく雪が降る、といわれるが、今日も非常に寒い天候状態。

 さて、大学受験生は、センター試験なので、塾内は、中学生と、高1・2年生。いつもよりも何か寂しい。それだけ頑張ってた高3生が多かったということだろう。月曜からはいつもと同じように姿を見せるだろう。

 中3生の「入試対策コース」では、実戦的なテストの受け方の指導。特に、数学。他の教科ではあまり見られないことだが、数学では、テストによって得点の変動の大きい塾生が毎年いる。得点のいいときには素晴らしくいいのだけれど、悪いときには・・・・、である。これは、実力もあるのだろうけど、ほとんどの場合には、テストの受け方に問題があると考えている。

 例えば、見直しをしない、とか、証明問題にこだわりすぎて、簡単な問題を解く時間や見直しの時間がなくなり、証明でも、簡単な問題でも点数を落とすなど・・・。こうしたことは、数学がある程度得点できる生徒に多く見られる。「いつもと同じくらい点を取らなければ・・・」「あと5点欲しい」など考えていると、点を取りに行くことばかりを考えてしまって、失点を防げていないのである。なかなか難しいことではあるが、失点をなくしつつ、点数を取りに行かねばならない。その時間的バランスも必要。今日は、その点をアドバイス。その後、実際に模試の問題を使って、解き方を確認してもらった。


 私立高校の合格通知も届き始めているようだ。「先生、合格しとったよ。」と何人もの生徒から報告を受けた。「おめでとう」、まずは第一関門クリア。勝負はこれから・・・。

ホームページからのお問い合わせはこちらから。お電話でのお問い合わせは087-898-4223(授業・面談を最優先するため、授業・面談時間中は電話に出られない場合があります。留守番電話にて用件を承ります。)

このページの先頭へ