塾長の授業日誌

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塾長の授業日誌

入試レベルに合わせる

2008年08月30日

 中3ハイレベルの授業。

 一次関数と証明問題の宿題をチェックした後で、理解が不十分な問題の解説。入試問題であり、簡単な問題は少ないので結構時間がかかる。関数でも図形的にとらえると簡単に解ける別解も示しながら進めた。最後の証明は、解けた塾生はほとんどいなかったが、良問なので、復習しておいてほしい。



 「ハイレベル」の授業は、基本的に入試にレベルを合わしている。なので、現時点の実力では解けない問題も当然ある。解けないからといって、心配する必要はない。これから半年間、入試レベルの問題を解くことによって、解けるようになる。



 ただし、「難しい」からといって復習もせず、今の自分の実力に合わせた勉強をしてもらったのでは、向上は期待できない。「こんなん、難しくてできん・・・。」という声もたまにあるけれど、そう感じるのは今の自分の実力で判断しているからである。自分の実力を上げないといけない。


 
 9月5日(金)の「診断テスト」に合わせて、時間割変更したので、明日も「ハイレベル」の授業はある。今日解説した問題の「確認テスト」がある。入試レベルに合わせた勉強をして、テストに臨んでほしい。

中3 夏期講習

2008年08月29日

 中3夏期講習「自立学習コース」最終日。部活や学校行事などで全員そろうことがこれまでなかったけれど、最終日にして、全員が揃った(もちろん、欠席した場合にはすべて振替授業をしました)。今年の中3には褒め称えるべきことがたくさんある。

 まずは、「確認テスト」の「合格率の高さ」。20日間毎日テストが3枚ずつあるので、勉強が間に合わないことが想定されたのだけれど、例年よりも格段に合格率が高かった。

 次に、「遅刻の少なさ」。学校の授業がない分、遅刻も多くなりがちだけれど、定時には全員がそろっていることが多かった(欠席者除く)。

 そして、「まじめさ」。指示したことは確実に取り組めていた。


 9月になっても、この勢いで勉強にとりくめば、合格はさらに近づきます!!!



自分でやっている時が一番伸びる!

2008年08月28日

 ある高校生との会話。

 「先生、学校や塾の授業って、聞いてるだけではダメっすね。その後で復習しないと・・・。聞いたときには分かるんだけど、もう一回解こうと思ったら解けないんです。やはり、自分で勉強しないと駄目ですね。」


 その通り。聞いて分かるのは当たり前で、自分の力にするには、自分で勉強しなければならない。そこをやれるかどうかで、成績は大きく変わる。


 入塾時の面談で、家庭学習の時間を聞くけれど、時間が少ないほど、成績もよくない。これは当たり前。成績が思わしくない場合には、まずは家庭学習の時間を増やすことが大切ですね。



 「テストに出るところを効率的に教えてくれるから塾へ入ろう!」という考えは、良くないですよ(塾の先生なのにそんなことを言うのはおかしいでしょうが、真実ですから)。まずは、自分で勉強することが大切。そうすれば、成績が向上するかもしれませんし・・・。



 今も自習に取り組んでいる塾生が何人もいる。自ら取り組むことの大切さを実感しているからだろう・・・。

 

直し

2008年08月27日

 「自立学習コース」では、自分で解いた問題の答えあわせしてもらった後は、間違った問題を、「まずは」自力で直す、のが基本。これが「一斉授業形式」だと、先生がすべて説明してくれる場合が多いので、分かりやすいとは思うけれど、「分かったつもり」になりがち。当然分かりやすく先生は説明してくれるはずなので、自分でやるよりも「分かる」はずだ。


 ただ、そこに落とし穴がある。「分かる」=「できる(解ける)」ではないのである。これは勉強に限らず、自動車の運転でも同じ。大学生になって自動車学校に通っている卒塾生たちが最近チラホラ現れるけれど、同じことを言っている。「学科」で習っても、その知識だけでは、思っているようには運転できない。


 「厳しい」ように思われるかもしれないけれど、「まずは自分で間違いなおし」。教科書を調べたり、辞書引いたり、計算やり直したり・・・。まずは自分で考える。それでも分からなければ、最後の手段で、先生の登場。


 ということで、「自立学習」の主役は生徒。先生は脇役、というか舞台裏かな。


 「一斉授業」に慣れている生徒が、体験授業でやってくると、まず驚く。みんな自分で勉強しているから・・・。実際には、やるべきことは指示しているので、「自習」ではないけれど、静かに取り組めている。実際、生徒側からすると、手を抜こうと思えば抜ける。でも、手を抜けば、結局は自分が困るということにいずれは気づくはずなので、手を抜く生徒はほとんどいないかな? 「一斉授業」形式の何倍もの密度で取り組めるのもいいところ。


 「夏期講習」残り数日。「自立学習」で頑張るゾ~!




 

講習も残りわずか

2008年08月26日

 31日まで講習はある。残り1週間。高校では課外が始まって、午後3~4時ごろでないと来られない塾生もいる。三木中学3年生は、補習もないので、定時にちゃんと来ている。遅刻もほとんどない。これは褒めるべきことだね。素晴らしい。

 今日は涼しく、一日中雨が降ったり止んだり・・・。でも水不足の解消には至らないだろう。やはり台風頼みか・・・。


 三木高の「校内実力テスト」が近づいている。「確認テスト」など対策はしたけれど、範囲は広い。残り2日、十分復習をしてほしい。




中途半端は・・・

2008年08月25日

 中3の「確認テスト」は、合格するまで再テスト。「1問くらい間違ってもええんちゃうん?」とか思っていないだろうか? その「ええんちゃうん?」の判断基準は? 全くの自己流だよね?

 
 ヤマが当たることもあれば、外れることもある。当たればいいけれど、入試でヤマが外れると困るのである。もちろん、入試にむけての勉強で、ヤマが当たるような勉強は認めていない。日頃の勉強の段階から、理解不足の点はなくしておかなければならない。だからこそ、「1問くらい間違っても」駄目なのである。その気の緩みが大きくなると、学習内容の5%、もっと大きくなれば10%も理解不足ということにつながる。そうなると、得点力は低下する。


 「再テスト」は単に暗記で済ますべきものではない。確実に理解するためのベストな方策である。

判断基準

2008年08月23日

 今日は土曜日。時間割の関係上、平日と比べると7割くらいの通塾者。途中で夕立もあったけれど、しばらくして上がった。草木にはちょうどいい雨。そういえば、白山の頂上付近の木が水不足の影響で、赤茶けてきていたけれど、今日の雨でちょっとは復活したかな? このくらいの雨では、水不足解消には程遠い・・・。

 
 今日はいつもより高3生が少ない。土曜日は「休日」と決めこんでいる塾生もいるようだけれど、その「判断基準」は何だろう?  「週1日の調整日を作る」ことは勧めている。でもそれは、進度調整であって、オフ日ではない。 自己流の判断基準で「休日」を作ることは非常に危ない。だって、大学受験をまだ経験したことがないのだから。 経験者なら、勉強時間がどのくらい必要で、どのレベルまでやらないといけないのかはだいたい分かる。でも、未経験者は・・・。


 8月も残り1週間。オリンピックや、「○○○」とかの特別番組を見ないで、ひたすらやるのみ!!


 

自己投資

2008年08月22日

 中3生も高3生も集中して学習できている。中3生には話したけれど、昨年と比べると、毎回の「確認テスト」の不合格者は、半分以下。よく頑張っている。特に、日増しに、不合格者数は減ってきている。

 「勉強」という「自己投資」は、自分自身でしかできないことで、そのリターンは自分自身にもたらされる。一般的な金融商品とは違って、マイナスになって返ってくることはない。必ず+になる。どんどん「自己投資」してほしい。




涼しい?

2008年08月21日

 夏期講習後半戦も4日目。お盆前と比べると、冷房の効きがよくなっている。今日は授業が終わってから外に出てみると、空気がひんやりしていた。また、帰宅時には、これまでは蛙とセミの大合唱だったのが、いつの間にか、秋の虫の鳴き声に変わっていた。8月も残り10日。何気に秋は近づいている。



 今日は、ある塾生(受験生)の感想を紹介。


 「夏休みは短すぎる。あと半年くらいあれば・・・と毎年思うけど、今年はニュアンスが全く違う。」


 受験生ならではの想いですが、そう感じるのは真剣になっている証拠。焦らず着実に勉強することが大切ですよ。




理社は得意なんだけど・・・

2008年08月20日

 「理社は得意なんだけど・・・」という声がたまに聞かれる。入試は合計点勝負なので、得意科目があるのは頼もしい。

 でも、高校入試ならそれでもOKかもしれないけれど、大学入試で理社で点数を稼ぐのは無理。英数が勝負。だから、中学生でも、まずは英数を得点源にすべきである。


 そのためには、中1から日々勉強することが大切。基本が一番重要。「夏期講習」でも多くの中1生が受講してくれているけれど、それで正解。まずは基本を確実に身につけるべし!



 今日は、水曜日なので、授業時間数の都合上、普段の7割程度の通塾者数。でも、ほとんど欠席なく頑張っている。夏バテもしていないようだ。今日は午後に一瞬雨が降ったけれど、水不足の解消には全く役に立たない。このままなら断水? 確か14年前は夜間断水になったはずで、そうなると、授業も若干の支障が出てくる。すでに対策は講じているので、夜間断水になっても、通常通り授業は行うけれど、そんな状態にならないように願いたいものだ。



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