昼間が混むのはいいこと
2022年05月18日
中学、高校の多くが今週、「中間テスト」です。
そのため、自習にも大勢やってきていますが、昼間が混んでいます。逆に夜間は空席も見られます。
ですが、これは良い現象です。
夜は家でも勉強できます。明日テストなんですから。 逆に、昼間は、「夜やればいいかな」ってことで気分が緩みがちで、家では集中して取り組めないこともあるはずです。スマホをいじって時間がいつのまにか経過していたり、気づいたら寝てしまっていたり・・・。
そうしたことを回避するためにも、昼間は皆がいるところで緊張感をもって勉強することをすすめています。
昼間は眠い、っていう場合もあるかと思いますが、一夜漬けで遅くまで勉強しているから眠いのであって、昼間にさっさと勉強して、夜最終チェックくらいで、睡眠不足にならないように、いつも通りに寝るのが、成功する勉強法だと思います。
100点取れるが故の油断
2022年05月17日
テストに向けての勉強も終盤。
テスト範囲の勉強はほぼ終わって、どんな問題も解けるようになってきています。
このままの調子でテストを受ければ、100点取れるのですが、完成に近づいているが故の油断に注意です。
問題を見れば分からないところはなく、スラスラ解答は書けるのですが、
① 「解答欄を間違わないように書く」
② 「正しい答え方で書く」
この2点は常に注意する必要があります。
①は、解答欄がほとんどの場合、横に並んで配置されているのに、「そこだけ解答欄が縦に配置されている」ような場合があるからです。
②は、「記号で答えなさい」とか、「あてはまる個数を答えなさい」とかです。問題をよく読めば、間違うことはありませんが、問題を最後まで読み切らないまま、「あっ、これは分かる」と思って、さっさと書いてしまうとミスします。
最後の最後まで、油断は禁物です。
テストは、「書く」テスト
2022年05月16日
「定期テスト」は、基本的には、答を「書く」テストです。
もちろん、記号で選ぶ問題もあるでしょうけど、答を「書く」問題が中心のはずです。
ですから、「見て」分かる、「読んで」分かる、という勉強で留まっていては、確実に正解には至りません。
その先に、何も見ずに答えを「書く」、という練習が必要です。
特に、漢字で書かないといけない場合には、実際に漢字で書けるかどうかを試す必要があります。それは、英単語も同じです。「見た」から、「読んだ」から、「書ける」というわけではないでしょうから。
ということで、中学生の「定期テスト」向けの学習では、実際に「書ける」かどうかも、演習形式で確認しています。当然ながら、記述問題、証明問題、英作文等はすべて私が目を通しています。
定期テストの時に、完璧にしておく
2022年05月14日
「定期テスト」勉強の時に、範囲内の内容を確実に理解して、問題を解けるようにしておくべきです。
要は、一夜漬けではない勉強をすべき、ということ。
範囲内の教科書や問題集を読んで、覚えて、解きなおして、どこから出されても解けるレベルまでもっていく、ということです。
定期テストの場合、範囲が狭いですから、一夜漬けでどうにかなる場合もあるかもしれません。ですが、一夜漬けで乗り切った勉強というのは、本当にその場限りのものなので、後に残りません。記憶も浅いです。
そういう勉強を続けていると、定期テストは乗り切れても、模試や入試では勝負できないことも多いものです。
先々のことを考えて、範囲が狭い定期テストの時にも、内容を完璧にしておく必要があります。
マジックでメモる
2022年05月13日
やるべきことを忘れないようにするには、目に見える形で残しておくことも大切です。
ノートに書く、メモに書く、スマホに記録する、などなどありますが、小中高生を見ていて、意外に多いのが、
「マジックで手に書く」
です。
手といっても、手のひらではない方ですね。
そこに油性マジックで(「名前ペン」かな?)、
「たいそうふく」
「すうえん」
「申込書」
とか書いてます。「すうえん」は、恐らく「数演」なのですけど、画数が多くて、字がつぶれるので、ひらがなで書いているものと思われます。
太めの文字ですし、見える場所にありますし、すぐには消えませんので、忘れることも少ないですね。
そういうふうにしなさいと言われてやってるわけではないでしょうけど、忘れない工夫かと思います。
これも忘れないようにするための一つの方法ですので、これを推奨するわけではありませんが、自分なりの忘れないための方法を決めて、実行するといいでしょう。
ちなみに、私は、付箋に書いて貼りまくっています。机の上は、付箋だらけです。
学習環境は大事
2022年05月12日
いつでも、どこでも、どんな環境でも学習できることが理想です。ですが、騒がしい、集中できない、誘惑がたくさんある・・・というような場合も当然あります。大人だって、テレワークで自宅勤務の際に、理由はいろいろあるでしょうけど、集中して取り組めない場合もあるようです。そういう方向けのホテルのテレワークプランとか、オフィス新幹線みたいなのもあるようですし。
大人でもそうなのですから、中高生が集中できない場合があるのは十分に想定できます。その原因が、家族であることも、あるようです。妹弟がいて集中できない、なんかバタバタしている、それと、親と喧嘩しそうになる、こんなのも中高生にはよくあることです。
そうした場合には、思い切って、その場を変えてしまうのも手です。塾に来ることです。自習室で勉強すれば、すべてが解決できます。
「送迎に時間がかかって・・・」
もちろんそうですが、一旦自習室に来れば、集中できないなんてことはないですから、家でやるよりは効率が大幅にアップします。それを実感している塾生は毎日のようにやってきます。家で学習する習慣を身に付けるのが理想ですが、受験までの時間は限られていますから、自習室利用が最適解かもしれません。
送迎が難しい場合など、もちろんあると思いますので、そういう場合には、「オンライン自習室」の利用も効果的です。
言うまでもありませんが、自習室は静かです。私語をしている塾生はいません。「静かに」などと注意したこともありません。集中して勉強する目的で来た塾生ばかりです。
(新規問い合わせで、「自習室は静かですか?」っていうのがたまにありますが、静かなのは当たり前であって、そうじゃない「自習室」がどこかにあるから、そういう問い合わせが来るんだなと思ってしまいます・・・。)
アウトプット系です
2022年05月11日
TOP進学教室が日々行っている指導は、アウトプットがメインです。問題にきちんと答えられるかをその場で実際にやってもらい、間違いが出れば、その場で修正して、覚えていく、というような流れです。
インプットは、学校の授業でもできるし、自分で教科書を読むことでも可能です。しかしながら、インプットしたときに、「うん、これで分かった。多分できる。」と思い込みがちなのですね。で、実際に問題を解いてみたら解けない、英単語のスペルが正しくない、ってなこともよくあるのです。
ですから、本当にきちんと解けるかどうかを実際に手を動かしてやってもらい、間違いがあれば、その点を指導し、できるまでやってもらう、ということを、自分自身に妥協せずにやってもらっています。座って話を聞いてればいい、というような指導ではありませんから、それに比べたら楽ではありません。ですが、自分で考えて解くわけですから、得点力などは確実に上がります。
スポーツでも、やり方を聞いて納得していても、いざ実際にやろうとしたら思うようにはいかないのと同じです。実際に体を動かして、練習しているはずです。それでうまくいかなかったところは、指導を受けて修正していく。勉強も全く同じです。
少しずつリフォーム
2022年05月10日
昨年冬休みくらいから、塾内外を少しずつリフォームしています。
この場所で20年以上やっているので、いろんなところが痛んできています。それを授業を休むことなく、少しずつ計画的にリフォームしています。もちろん、短時間でできないものは、塾のお休みの日に合わせて、リフォーム作業をしています。そうした作業は専門業者に依頼して行っています。
また、塾内の備品の入れ替え等も行っていて、実は3月から4月にかけて、そして5月になっても、毎日何かが新しいものに入れ替わっています。私自身でできるものは自分でやっているので、本当に少しずつですが、毎日変わっています。
まだまだリフォームは続きますが、より一層快適な学習環境になるように整えていきます。
基準を上げる
2022年05月09日
中学生にテストの目標順位を書いてもらうときがあります。学年順位です。
もちろん、目指すのは1位です。
ですけど、中には、たとえば「3位」とか「5位」とか書いてくる場合も見られます。
「3位」とか「5位」とかを目指している場合には、はっきり言って、1位も目指せる力を持っています。であれば、「1位」を目標に! 「3位」とか「5位」とかじゃなく、自らの目指す基準を上げれば、自ずと「3位」とか「5位」は手に入れることができます。
「3位」とか「5位」とか書いてくる場合には、「1位は〇〇さんで、2位は△△君で、その二人を抜くのは無理だから、3位を狙おう」と考えてるかもしれません。そう考えてる段階で、自らの基準を下げてますよね。基準を上げましょう!!
復習しやすくしておく
2022年05月07日
授業では、塾生のノートをチェックする。
過程のはっきりしないものは指摘して、どうしてこの解答に辿り着いたのかを尋ねる。特に数学の場合、解答に辿り着くまでの計算はあるはず。それがない場合、暗算でやっているか、隅の方にちょこちょこと書いてある場合が多い。間違っている場合に、どこでどうして間違ったのかを確かめる過程が残っていないのは、困るはず。過程を残していないのは、それだけ過程を軽視している証拠である。
そういうのはすでに習慣になっていて、正しい書き方にすることはなかなか難しいけれど、嫌われるくらい何度も言う。そんな状態を放置しておけば、後々塾生自身が困るからである。
特に、中1生と高1生。それぞれ、小学校、中学校流の勉強のやり方が身に付いてしまっていて、早く、中学校、高校流のやり方に転換しなければならない。まだ、入学して1か月で、どうにかなっているかもしれないけれど、それは学校の授業がまだあまり進んでいないし、まだ易しい内容だから。
今、大丈夫だからと安心しないで、先を見越して、早く転換すべきである。