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合格はゴールではない

2007年01月24日

 高3生は、学校の期末試験が始まったので、昼頃から自習にやってきた。とはいうものの、専ら「私大入試」「2次試験」向けの勉強をしているようだ。

 合格を目指して学習するのは当然ではあるけれど、合格=ゴール=勉強終了 であってはいけない。私はよく言うが、「一生勉強」のつもりで取り組んでほしいのである。社会人になってからも、数学や英語をやりなさいと言っているのではなく、その人なりに勉強することはあると思う。仕事上のスキルを高める資格取得のための勉強であったり、はたまた語学の勉強であったり・・・

 面談でもよく話題にのぼることであるけれど、「家では勉強しない」とのこと。そのための環境は整っているのだろうかと思うことがよくある。勉強部屋があるかどうかとか、教材がそろっているかどうか、ということではない。

 勉強に取り組める雰囲気であるかどうか、ということである。

 集中して勉強したいのに、家族がテレビを見て大声で笑っている、などは典型的な例である。私はそのような状況下では勉強に取り組めないと思う。小学生の保護者の方にもよく伝えることだけれど、家族全員が勉強に取り組むとか、読書をするとか、30分でもいいから集中して取り組む時間を作ってほしいのである。「疲れているから・・・」 それは分かります。でも、子供たちも疲れています。ですから、協力してください。お願いします!!!

 ちなみに、私は中学、高校生のころ、テレビがうるさいときには、家中のコンセントをすべて抜いて回った。いびきがうるさいときには、その人の鼻を、つまみに行った。集中して取り組もうとすると、そのくらいは必要かな、とも思ったものですが・・・

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