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入試問題

2009年05月20日

 この1週間で、今年の香川大学医学部の入試問題の質問が2つあった。


 「解と係数の関係」と、「因数分解」。  「解と係数の関係」は、教科書や参考書には説明があるものの、結果としての公式だけを覚えていては証明できない。また、因数分解も、公式化しているもので、単に結果だけを記しただけでは、点数はもらえないだろう。どうやって分解するか、というその過程を採点者は見ているものと思われる。(この因数分解は、4STEPに載ってますよ。)



 いずれにせよ、結果だけではなく、その過程を重視している。



 学習に対しても同じだと考える。結果だけを追求すれば、テスト対策に過去問や予想問題をドンドンやらせばいいけれど、それは単に慣れているだけに過ぎない。「これならこうやって解く」という反射作用の訓練にすぎない。TOP進学教室は、そうしたことを要求する人にとっては厳しいかもしれないけれど、そうした安易な得点向上策を極力やらない。


 まずは自分の頭で考えてもらう。最初は間違ってもいい。いや間違ったほうが記憶に残るかもしれない。間違ったものをできるようにすれば、得点は向上するから。






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