塾長の授業日誌

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中学受験

2017年08月02日

 「中学受験」すべきかどうか?  (ここで言う「中学受験」とは、大都市圏の中高一貫難関私立中学受験 とします)

 

 いろんな弊害はあるかもしれませんが、学習内容的に考えたら、中学受験用の勉強をすることには賛成です。中学受験とはいえ、内容的には、中学校で習う内容もたくさんあるからです。特に、社会、理科は、公立中学で学習するレベルは超えています。また、数学では、方程式は使えませんが、図形などは、中学レベルを超えています。国語でも、文章読解問題は、中学校の問題よりも難しいです。

 

 ですから、小学生でありながら、中学校の勉強をしているのとほぼ同じような状況です。だから、合格して中学校の内容を学習しても理解は早いし、指導する側からすれば、授業の進度も速くできるし、レベル的に深いところまで指導できます。

 

 大都市圏の中高一貫校が大学受験で強いのは、これも理由の一つだと思います。


疲れない勉強?

2017年08月01日

 「勉強して疲れた~」 って感覚は大事です。

 

 それだけ頭を使ったってことですよね。逆に、疲れないくらいの勉強なら、それは今ある自分の力でこなしただけの勉強。今の力を引き上げる勉強ではないです。

 

 これは、部活でも同じでしょう。「疲れない部活」ってあるんでしょうか? あるかもしれませんけど、それは、緩い部活。楽しめる部活です。向上を目指してるなら、それなりに負荷をかける練習をしているはずですから、疲れるはずです。

 

 TOP進学教室の授業、指導は、「疲れる」系です。ですが、中3生、高3生を中心に、自ら自習室に残って勉強しています。自覚があるのでしょう、やらねばならないと。その自覚が、実は向上への源です。


再テストで合格、では効果なし

2017年07月31日

 中3生は、夏期講習中、「確認テスト」が何回かあります。事前に範囲指定してますので、勉強は十分にできるはずです。

合格制ですので、不合格の場合には、再テストになります。

 

 でも、「再テスト」で合格したのでは、全く効果がありません・・・。

 

 

 なぜか?

 

 

 1回テストをすれば、再テストではどんな問題が出るかは予想できるわけで、再テストで合格しても、テスト範囲全範囲が理解できていることにはなりません。やはり、1回目のテストで、範囲をすみずみまで勉強して、テストに合格するように勉強すべきです。

 

 今のところ、中3生の合格状況は非常に良いです。不合格者がほとんどいません。100点以外は不合格にしてるテストも多数あるのですけど・・。 この調子で!!!


高3模試

2017年07月30日

 今日は、高3生の模試でした。

 

 1日で、センターの模試をするので、約10時間の長丁場でした。お疲れ様でした。

 

 結果は、8月末にお渡しできる予定です。解説・解答を配布しましたので、すぐに復習です。見て納得するのではなく、もう一度解き直して、「解ける」状態まで持っていくのが「復習」です。


学校の宿題はきちんとやるべき

2017年07月28日

 「塾に行ってるから塾の勉強すれば問題なし」 というのは、ちょっと間違ってます。

もちろん、「塾の宿題」はやってください。必要だから出しています。でも、「塾の宿題だけ」やっておけばいい、という考えなら、それは大きな誤りです。

 

 塾と学校で大きく違うのは、勉強(指導)に充てることができる時間数です。学校では、各教科週3~4時間分あっても、塾ではそんなに時間は取れないのです。ですから、頻出問題の指導とか、解法の指導をメインにしています。ところが、学校の授業では、数学であれば、公式の証明も丁寧にやるわけです。問題を解く以前の考え方の指導なんですね。これは非常に重要です。つい、問題が解ければいい、と判断して、学校の授業を軽視しがちですが、実は大事にすべきです。

 

 宿題も丁寧にやるべきですね。学校で使用している問題集は、結構練られた問題も多いのです。それを解けるようにすれば、大きな力になりますし、定期テストや実力テストは、その中から出題されることも多いので、結果的には、点数も上がります。特に、高校の夏休みの宿題はきちんとやるべきでしょうね。どの高校の宿題も、よく考えられて課されています。あの宿題をきちんとやれば、大きな力になります。大いに活用すべきです。ただ単に、「やりました」程度の取り組みなら、やらないほうがましです。


ひきだし

2017年07月27日

 「ひきだし」といっても、「解法のひきだし」のことです。

 

 高校生の数学を教えていると、よく分かるのです。スラスラ解ける生徒と、手が全く動かない生徒がいることが。教科書レベルなら、みんな解けますが、ちょっと難しくなって、例題にも載ってない様な問題に遭遇した場合、特にはっきりします。

 

 スラスラ解ける生徒は、「この解法がダメなら、この解法かな?」と次々に手が動くのです。「解法のひきだし」がたくさんあるのですね。一方、そうでない場合には、それがないから、全く進まない。

 

 じゃあ、「解法のひきだし」を増やすにはどうすればいいか?  さまざまな問題にあたって、まず解法を知ることだと思います。当然ながら、最初は解けませんから、解説解答を参照することもあるでしょう。それで構わないです。そして、それが使いこなせるように、反復して解き、いつでも解ける状態にする。それが積もり積もれば、「解法のひきだし」は増えていきます。ですから、どんどん解けるようになっていく・・・。

 

 「解法のひきだし」が増えていかない生徒は、単にやってそれっきりなのです。中学校ならそれでもどうにかなるのかもしれませんが、高校数学ではそうはいきません。

 

 これは、数学だけではなく、英語でもそうですね。英単語もそうでしょう。単語を10個覚えたからといって、すぐに長文が読めるようにはなりませんが、毎日10単語覚えていったら、1年で3650単語。いつからか長文が読みやすくなっているはずです。


振替多し

2017年07月26日

 県総体、コンクール、オープンキャンパス、部活の遠征などなど、正規時間に授業に参加できない塾生が、それなりにいます。やむを得ない欠席ですので、これらはすべて振替授業で対応しています。振替授業といっても、日時を変えて行うだけで、正規の授業と内容は同じですし、時間数も同じです。私がすべて指導します。

 「部活があるから夏期講習参加できない」とかは、全くありません。

 

 学校行事が落ち着いてくる8月上旬、お盆明けは、例年、自習室は激混みですので、予約はお早めに。


「早め」って・・・

2017年07月24日

 「早めに宿題をしなさい」とか、「早めに帰ってきなさい」とか、よく使うと思います。私も、「早めに」という表現を使ってることがあります。

 

 ですが、これは変えたほうがいいですね。私は変えます。これからは。

 

というのは、「早め」の受け取り方が個々で違うのです。

 

 例えば、来週月曜日までの宿題があったとして、「早めに宿題をして」と言われて、

 

 A君  「土曜日にやればいいや」

 Bさん 「木曜日にやっておこう」

 Cさん 「いますぐやろう」

 

 と受け取り方が違うのですね。

 

 ですから、「月曜までの宿題だけど、金曜までにやってね」と伝えたほうがいいように思うのです。

 

 ということで、私も「早めに」という表現を無くして、「○○まで」と具体的に指示することにします。


気分転換も必要

2017年07月22日

 毎日のように、夏の学習の重要性を説いていますが、たまには気分転換も必要です。一日の中でも、場所を変えることによって、気分転換できる、というのは先日書きました。

 

 1ヶ月以上ある夏休みですから、毎日継続して勉強するのが理想ですが、区切りをつける意味でも何かイベントがあるといいと思います。

 

 例えば、「花火を見に行く」、「県外の大学のオープンキャンパスに行く」、「甲子園に野球を見に行く」なんかでもいいわけです。その日を楽しみにできますし、それまでに頑張ったご褒美と考えればいいわけです。多分、それそれ何かしらご褒美にできるものはあるはずですよね。

 

 私の場合には、今でも鮮明に覚えているのは、「高校生クイズ」への参加ですね。私のころは、夏と冬にあって、高校時代に計5回参加した記憶があります。中でも、夏の記憶が鮮明です。というのは、会場までの移動が特殊だったからです。

 

 まずは、今治での予選。JR移動が普通ですが、お金なかったので、鈍行列車で移動。そうなると時間が大変かかるわけで、高松発午前4時過ぎの列車に乗らねばならず、高松駅までの移動手段がなく、そこまで自転車。夜中に集団で自転車で移動しました。JRでも、5時間くらいはかかったと思いますが、着いたら、会場の小高い丘?、山? まで送迎バス移動。いざクイズ始まって負けたら、その場でサヨナラですが、帰りもバス争奪戦。一斉にみんな帰りますので。今治駅戻って、大丸の最上階でご飯食べて休憩。帰りも、鈍行。なぜか、女子は特急。

 

 次いで、宇多津での予選。これまた、節約で、宇多津まで集団で自転車。最大の難関は、高松市と旧国分寺町の間の山越え。国分寺まで来たら、次は坂出、そして宇多津なので、すぐと思ってたら、そこからの直線が長い。でも平坦なので、どうにか会場に。今の宇多津駅周辺の街並みができる前ですので、(当然、瀬戸大橋完成前)、塩田を埋め立てただけの土地。日差しを遮るものがなかったです。帰りも自転車。帰りの記憶がありません・・・。

 

 まあ、こんなイベントもはさむと、ダラダラ勉強にはならないと思います。


期限までにやればいい、というものではない

2017年07月21日

 夏休み中の学校の宿題ですが、期限までに終わらせればいい、という訳ではありません。

 

 分からなかったところをもう一度解き直しをしたり、調べなおしたり、そうしたことをする時間を予めとっておくべきです。

 

 まず宿題の分量(ページ数や問題数)を調べ、どのくらいの時間がかかりそうかを予想します。そして、期限を考えながら、一日あたりの分量を決めます。そうすれば、終了日は決まるはずです。その際に、1週間に1日は、予備日を入れておいたほうがいいです。体調不良とかも生じるかもしれないし、難しくて思うように進まない日もあるかもしれない。それの調整日に充てるのです。そうすれば、計画が大きく崩れることもありません。

 

 


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