塾長の授業日誌

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塾長の授業日誌

まず1冊を完璧に

2023年05月11日

中学生でも高校生でも同じことですが、得点力を高めるには、あれこれ手を出さずに、まずは1冊の問題集、参考書を完璧に仕上げることが大切です。

 

「完璧に仕上げる」とは、その参考書、問題集の、どの問題でも理解して解けるようにする、ことです。

しかも、1か月後、半年後・・・であっても。

 

当然ながら、個々の学力には差がありますから、皆が同じ参考書、問題集を完璧にできるかというとそうではないかもしれませんが、目指す高校や大学が決まっていれば、それ相応の完璧にすべき参考書、問題集は決まってきます。

 

特に、高校生の場合、国公立大学や難関私大を目指す際には、高校で指定された参考書、問題集があるはずです。ますは、それを取り組めばいいのです。

 

例を挙げれば、FocusGold や チャート式 などでしょうか。こうした参考書や問題集を仕上げるだけで、国公立大学や難関私大の合格は見えてきます。すごく大変そうに思われるかもしれませんが、1日当たりにしたら、1ページか2ページの分量です。日々それに取り組むことによって、大学合格への力はついていきます。

そうした勉強をしていると、全国模試でも解ける問題が増えていきます。点数が上がるから、さらに勉強への意欲も湧いてきます。好循環です。

 

現在の実力や目指す大学によって、完璧にすべき参考書、問題集は異なってきますので、高校生の塾生一人ひとりと面談をして、取り組むべき1冊を指示しています。


テスト範囲の隅々まで

2023年05月10日

中学生もテスト範囲が発表されました。

 

その範囲表に指示されている教材(ワーク、プリントなど)を隅々まで、やり残しがないように勉強するのが、正しいテスト勉強のやり方です。

 

中1生は、範囲が狭い分だけ、正しいテスト勉強に取り組みやすいはずです。時間も十分にあるはずですし、まだそんなに難しくはないですから。間違っても、「一夜漬け」はおすすめしません。仮に今回上手くいったとしても、それは暗記でどうにかうまくいっただけで、「診断テスト」や「入試」などの範囲の広いテストには通用しないはずです。

 

そうしたテストに通用するようにするには、やはり時間をかけ、また反復して取り組んで、内容を忘れないように定着させる必要があります。教科書であれば、1回だけ読むのではなく、2回、3回と読む。そして、問題演習では、間違った問題をできるようになるまで取り組む。できるようになったとしても、テストまでの間に、またそれを繰り返して勉強して、忘れないようにする、ことも大切です。

 

安易に「テスト予想問題集」とか、「過去問」に手を出してはいけません。そうした類を取り組み必要はないと思っていますが、仮に取り組むとすれば、上で述べたような「隅々までの勉強」を終えた後です。最終チェック用です。

 

 


高3生の「中間考査」

2023年05月09日

高松一高は昨日から「中間考査」発表、高松高校も今週木曜日に発表。

 

「学校推薦型選抜」や「総合型選抜」を受験する予定の高3生にとっては、この「中間考査」は重要です。

 

というのは、入試の際に使われる評定平均は、高3の1学期までとしている場合も多いからです。また、校内選考がある場合にも、高3の1学期までの成績を基準としている場合も多いです。2学期の考査を待っていたのでは、出願が間に合わないからです。

 

部活も盛んな時期ですが、「学校推薦型選抜」「総合型選抜」を受験予定の高3生にとっては、まず「中間考査」で成功を収めて、6月下旬の「期末考査」へとつなげたいものです。

 

一方、三木高校は、2学期制ですので、夏までに定期考査は1回しかなく、6月中旬の「前期中間考査」で、ほぼ決まります。他校以上に、重要度が高いです。

 

成功を収めるためにも、集中して学習に取り組める自習室の利用をおすすめします。


「名門模試」返却

2023年04月27日

春期講習中に実施した中学生の「名門模試」の答案、成績表を返却しています。

当然ながら、一人ずつ呼び出して、答案を各教科ずつ示しながら返却。どの教科を頑張ればいいか、今後どうすればいいのかを、指示。間違った問題は、「間違い直しレポート」が宿題。どうして間違ったのか、その原因を考えてもらうためです。

 

順位とか、合格可能性とか、年度当初の今の段階では、あまり気にしなくていいです。大事なのは、間違った問題をできるようにすること。それを続けることによって、得点力は上がっていきます。

 

 


最初が肝心

2023年04月26日

前にも書きましたが、新入塾の生徒、及び、中1生、高1生については、塾での勉強法についての指示を順番にしています。一度にはできないので、個々にその都度行っています。

全員そろえて一度にやればいいように思われるかもしれませんが、指示は個々に異なるので、一人ずつです。

最初の1か月くらいは、こうした指示をする時間がわりとありますので、他の塾生には迷惑をかけてるかもしれませんが、この指示を適当にやることはできませんので、もうちょっと待ってくださいね。

 

 


メモ帳

2023年04月24日

何回かこの日誌にも書いたことがありますが、「メモ帳」を携帯している塾生は多いです。

「メモ帳」までもはいかなくても、「付箋」も多いです。

 

使い方ですが、私がした説明や連絡事項などを、塾生自身がまとめてメモしています。

メモ帳のままになってる塾生もいれば、それをテキストやノートに貼ってる塾生もいます。付箋なら、貼ってる場合が多いです。

聞いたことはその場では分かっていても忘れてしまうことも多いので、そうならないように、記録しているわけです。

 

記録するってことは、聞いたことを再度頭の中で整理して書いてますから、聞きっぱなしよりも反復回数は増えます。そして、貼ることによって、さらに目にする回数が増えます。テスト前の再確認にも便利です。

「メモ帳」「付箋」を使うことはおすすめです。


テスト勉強のやり方説明会(中1)

2023年04月22日

中1対象に今日、行いました。

 

小学校のテストとは違って、

 

① 年間5回の「定期テスト」であること

② 2日間(または3日間)の集中型であること

③ 出題範囲が広いこと

④ 問題数が多いこと

⑤ 校内順位がつくこと

⑥ 「定期テスト」の点数に伴って5段階評定がつき、それが最終的には入試の合否判定に用いられること

 

などを説明しました。

 

また、後半は実際に学校教材を用いて、どこを勉強すべきか、またそのやり方を説明しました。

 

小学校とは違って、一夜漬けは難しいですし、仮に上手くいっても、その場限りで、入試を考えたら、全く意味のないテスト勉強法です。そうした短期間の勉強ではなく、学校教材を用いて、テスト範囲の隅から隅まで勉強する方法こそが、結局は、自分の力になり、点数も取れるようになると考えています。

過去問とか予想問題とかに頼るような「定期テスト」勉強法は、TOP進学教室開設以来28年間一度も教えたことがありません。


高校の授業はまだ本気モードじゃないですよ

2023年04月21日

高校の授業は始まっていますが、いろんな行事等の関係で、まだまだ進度もゆっくりのようです。

 

「こんな感じで高校の授業は進んでいくんだ」

 

というふうに感じてる高1生もいるかもしれませんが、まだ授業自体が本気モードではありません。

連休明けくらいからは一気に本気モードに入ります。

 

進度も速くなるし、レベルも上がってきます。のんきに構えていると、一気に授業についていけなくなりますので、余裕のある今のうちに、予復習の習慣を定着させて、日々の家庭学習時間を確保しましょう。

数日前にも同じことを書いた感じがしますけど、最初が肝心です。

 

毎年、高1生には言いますし、逆に言われますけど、「高校の勉強は、中学校の10倍くらい必要」と感じるようです。レベルも上がりますし、量的にも増えるからでしょうか。

テスト前にちょこっとやる勉強では太刀打ちできませんし、過去問やってどうにかするなんて、到底できないレベルです。


連立方程式を2時間で学び終えました

2023年04月20日

ある中2生の数学。

連立方程式の加減法の解き方から始めて、代入法、文章題まで一通りの解法を2時間弱で学び終えました。単に、解法を知るだけではなく、実際に方程式を解いて、自力で「解ける」までしています。

いろんな連立方程式が解けるようになっています。文章題も。

 

こうしたことが可能なのは、「個別演習型指導」で、個々の理解状況に応じて、学習内容を変えているから。理解がスムーズにいく場合には、どんどん先へ、そしてレベルを上げていく。難しい内容は、時間をかけて丁寧に。

 

また、「うきこぼれ」はありません。「うきこぼれ」とは、理解ができてしまっていて、他の周りに合わせるために無駄な時間を費やすこと。一斉授業だと、自分は分かってて先に進めて欲しいのに、全体に合わせる都合上、授業がなかなか進まない場合がありますが、そうしたときに「うきこぼれ」が生じがちです。

 

そうしたことは「個別演習型指導」では起こりません。個々の状況に応じて、進度調整もできますので。

 

周りに左右されることなく、自分のペースでどんどん進みたい場合には、「個別演習型指導」をおすすめします。


高1生は、まず学校教材を

2023年04月19日

高校生の指導、特に、高1・高2生に関しては、学校教材を使って指導をしています。

というのは、学校教材だけでも、かなりのボリュームがあり、それに加えて別に塾の教材を取り組ませると、オーバーワークになりかねないからです。中途半端になるよりかは、確実に1つのものを取り組ませた方が成果は出ますので、まずは学校教材を、という考えです。

 

もちろん、学校教材は完璧に理解できて、時間的にも能力的にも余裕がある場合には、個々に別の教材を取り組ませています。

 

高1生は学校生活も2週間になり、部活も始まって、家庭学習の時間が取りづらくなっているかもしれません。ですが、学校教材をメインにして、それを確実に理解して、覚えるべきことは覚え、解けるようにしていくことが大切です。中学校の時のように、「定期テスト」発表になってからどうにかなる、というレベルでも量でもありません。

 

まあ、まだ高校の授業は、本気モードで進んでいないでしょうから、今のうちに、日々の宿題、予復習の習慣をつけましょう!!


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