速ければいい、というものではない
2025年05月09日
中1、中2、中3とも、中間テストの数学の範囲は、計算がメインです。難易度からしたら、易しいのですが、計算ミスに注意が必要です。
「テストの時は見直すから・・・」といった安易な考えで、普段の練習時に見直しもせず適当にやっていると、痛い目にあいます。「練習するときにできないことが、本番でできることはない」と、私はよく言います。本番で仮にできたとしたら、それはまぐれで、いつもできるわけではないはずです。
ミスする場合のほとんどが、途中の計算を書かないとか、途中式を飛ばして暗算でやる、とかですね。ちょっと手間はかかっても、途中式を書いたほうがミスは確実に減るし、見直しのときにも役立ちます。途中式がないと、見直しはかなり時間がかかると思います。もう一度解かないといけないですから・・・。
基礎、基本こそ、完璧に!
勘違い
2025年05月08日
今は(テスト期間を除いて)、高校生も中学生も、どの学年も部活があって、平日は夜の時間帯にしか、塾に来れない塾生が多いです。これは、仕方ありません。
で、夜に塾に来て、授業なり、自習なり、2~3時間の学習をする。勉強した気持ちになる。あ~、今日は勉強した!
確かにそうです。勉強したことには違いありません。正しいです。
ですけど、みんなそうです。塾に来てる人もそうでない人も、夜にしか、勉強する時間はないのです。今の時期は。だから、結局そんなに差はついてないのです。時間的には。
では、勝つにはどうするか? 勉強時間を増やすか、効率を上げるしかないです。勉強時間を増やせるなら増やせばいいですが、学校での生活時間もありますから、そんなに睡眠を減らすわけにはいきません。もちろん、スマホいじってる時間は減らせるとは思いますが。
5分、10分といったスキマ時間を活用する、スマホに触れない時間を作って集中して取り組むなど、工夫が必要です。
「名門模試」返却
2025年05月07日
春期講習中に実施した中学生の「名門模試」の答案、成績表を返却しています。
当然ながら、一人ずつ呼び出して、答案を各教科ずつ示しながら返却。どの教科を頑張ればいいか、今後どうすればいいのかを、指示。間違った問題は、「間違い直しレポート」が宿題。どうして間違ったのか、その原因を考えてもらうためです。
順位とか、合格可能性とか、年度当初の今の段階では、あまり気にしなくていいです。大事なのは、間違った問題をできるようにすること。それを続けることによって、得点力は上がっていきます。
自分で考える
2025年04月24日
新高1生は、高校に入学して2週間が経過しました。思いのほか、授業の内容が深いことに驚いている塾生もいるようです。
中学校のときの勉強は、みんな同じ教科書、レベルも同じ。高校では、志望する進路が異なるから、高校ごとに使う教科書が違いますし、取り扱うレベルも違いますし、進む速さも違います。中学校のときは、少なくとも学校の進度に沿って勉強していれば、高校入試はなんとかなります。
それが、高校になると、そうはいかなくなるのです。主体的に、自分の進路を考える必要があります。文系、理系の選択、理科・地歴の科目選択など。そういう意味では、高校生は、自分で考える機会が中学校の時よりも多くなっているはずです。
大学のHPで調べたり、職業選択の雑誌を見たり、いろいろ手段はあります。普段は時間がないかもしれませんが、ゴールデンウィークは時間が取れるはずなので、是非、自分のことについて考えてもらいたいのです。
特に、三木高生の場合には、6月には、後期の履修計画を立てないといけないので、そんなに時間の余裕がないのです。毎年、際になって、相談に来る塾生がいますが、短期間で将来のことを考えるよりも、時間をかけて考えた方がいいです。また、いろんな人の意見を聞くことも、必要でしょう。
ゴールデンウィークはそのチャンス。遊ぶだけの期間ではありません。
ペース
2025年04月23日
「自分のペースに合う」、ちょっと聞くといいフレーズのように聞こえます。 でも、私はあまり良くは思ってません。
「自分のペース」には合ってるかもしれませんが、「周りのペース」には合ってないかもしれないからです。
特に、受験を考えた場合、受験は周りとの競争ですから、「周り」の状況も考えないといけないわけです。
ですから、「自分にはちょうどいいレベル」と思っていても、受験を考えたら、そのレベルに達していないとか、よくあることです。
その差をうめていくのが、塾の役割だと思っています。
「このレベルくらいまではやっておかないと」と指摘することは、適当に言ってるのではなく、きちんとした根拠があって伝えているのです。
本気度
2025年04月22日
「本気度」という表現が正しいかどうかは分からないけれど、「本気」の度合いは実は重要。
中3生の「特別選抜コース」の「確認テスト」では、事前に範囲も予告してあるし、その範囲から同じ問題を出題する、と予告していた。結果、100点をとった者が大多数だが、90点の者も、80点の者もいた。この点数の差は、「本気度」の違いによる。
「塾のテストだから、学校の成績には関係ないし・・・」と思っているなら、合格は程遠い。学校の成績に直接は関係はないけれど、成績の向上につながるようにテストは作っている。入試には役立つのである。1回1回の授業、いや1問1問の問題にしたって、無駄はないのである。本気で取り組まないといけない。仮に、中途半端な気持ちで取り組んでいるようであれば、費用と時間の無駄なので、通塾するかしないかも含めて再検討の必要があると思う。いわゆる「お客さん」扱いはしないので、本気で通って欲しいし、本気で勉強して欲しい。「親から言われたので塾に通ってる」のは、最初はそうかもしれないけれど、やはり途中からは自らの意思で通って欲しいものである。
要は、本気でやれば、「確認テスト」で満点を取ることなんて誰でも可能。「本気」になってるかどうかである。
「やらされ勉強」ではなく、「自ら取り組む勉強」こそ、TOP進学教室が要求する勉強。大人になって、「あのときにもっと勉強しとけば良かった」と思っても、そのときはもう遅い。やるべきは今である。若い今こそ、頭脳を鍛える、そのときである。
調べて解けた問題は、再度解きなおすべし
2025年04月21日
自力では解くことができず、その問題を辞書や参考書などで調べて解けたとします。でも、それは自力で解けたのではありません。ですから、答えあわせをするときも、本来なら×をつけるべきです。
ここからが、大切なのですが、成績が良い生徒の場合、それに×をつけ、再度解きなおす対象にしています。逆に、成績が思わしくない生徒の場合、〇扱いです。ですから、解き直すことはないのではないかと思います。
その意識の差が、成績の差になっているように感じます。自分に厳しいか、甘いか、気づかないうちに、成績の差になって、数字として目に見える形になっていきます。
3月の内容は、4月中に完璧にしておく
2025年04月19日
5月の連休が明けて1週間後には、中学生の「中間テスト」があります。
中2、中3生には、「3月の学習内容は、中間テストに出るので、ゴールデンウィーク前にテスト勉強を終わらせておくこと」と伝えています。そうすれば、これから学習する現学年の範囲が多少テスト範囲に入ったとしても、余裕をもって「中間テスト」を受けられるはずです。
それに、ゴールデンウィークは、勉強する時間はあるはずなのですが、なんか周りの雰囲気に流されて、うまく勉強できないことも多いみたいなので、仮にゴールデンウィークに勉強が思うようにできなかった場合でも、困らないようにするためでもあります。
TOP進学教室の授業でも、3月の内容はすでに対策を始めていて、今月中に終わらせる予定です。新学年の範囲も、テスト範囲になりそうなところまでは、ほぼ指導は終わっています。
基本こそ重要
2025年04月18日
今日は、「中3特別選抜コース」の授業がありました。
6月の「第1回診断テスト」に合わせて指導している関係上、今の指導内容は中1。数学にしても、理科にしても、中2の内容に比べたら、易しく感じられるのは仕方ないことです。問題が解けるからといって油断していると、基本的なところでのミスが出ます。でもそれは、教科書に載っていることであったり、見落としたり、勉強忘れが原因の場合もあります。
「分かっている」⇒「点数が取れる」 ではないことを理解しておくべきです。
よくあるのが、5教科合計で200点をなかなか超えられない受験生。この場合には、難しい問題よりも、基本的な問題が確実に取れていないことが多いです。油断です。しかもそのことに自分自身気づいていないのです。いわゆる「200点の壁」。この壁を乗り越えたら、210点、220点へと比較的楽に到達できますし、高松高校合格も可能性が高くなってきます。
実戦的に
2025年04月17日
TOP進学教室の指導は、小学生も、中学生も、高校生も、実戦的です。端的に言えば、「問題演習中心」です。テストや入試で点数を取るためです。
よく例を挙げるのですが、自動車学校で、学科の授業を受けただけでは、自動車の運転はできないと思うのですね。
実際に、教習車に乗って、脱輪したり、教官にブレーキを踏まれたりしながら、正しい運転の仕方を学んでいきます。
どちらかと言うと、教習中に失敗したほうが、運転が上手くなるよう気がします。教官からいろいろなことを教わるからでしょうか・・・。
TOP進学教室の授業も同じです。学科の授業みたいな導入部分は極力短くして、問題を解く実戦演習を長くしています。もちろん、指導中は、個々に取り組むべき問題を私が取捨選択しています。その生徒のレベルに相応しい問題を選んでいます。間違えば、それを理解したうえで、類題などのトレーニングを積んでいきます。一斉指導だと、この部分は、どうしても時間的に、内容的に、薄くなってしまうのです・・・。
中3生の「特別選抜コース」では、一斉授業をしています。「矛盾している」と思われるかもしれませんが、こちらのコースでは、レベルが高くみんなが間違えるであろう問題、特別な解法が必要な問題を教えています。個々に教えると時間がかかってしまうので、一斉指導で解法を説明して、理解を深めてもらっています。