塾長の授業日誌

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塾長の授業日誌

高1数学

2006年11月04日

 正弦・余弦定理の復習。代入していけば解けるのだけれど、計算がスムーズにいかない塾生もいた。やはり、サーッと約分、加減ができると、すぐに答えが出る。特に、正弦・余弦の値は、スマートな数字になるはずだから、「約分ができるはず」とか「移項したら消えるはず」とか予測を立てながら計算できるようになると一人前だ。

 そのためには、練習が必要。学校の宿題に追われることなく、積極的にどんどん進めてほしい。学習とは、指示を受けて取り組むものではなく、自ら取り組むものだから・・・



体調不良多し

2006年10月31日

 今日は欠席が7名。昨日に続き多い。やはり、体調不良で、風邪っぽいようだ。

 この週末は、学校は3連休。気候的にも過ごしやすいので、集中して勉強を!!

涼しくなったけど暑い

2006年10月30日

 10月も明日で終わり。入試も近くなってきた。

 朝晩は涼しく(?)なった。昼間も、教室では、塾生のいない時間帯は窓を開けているが、爽やかな気分になれる。

 ただ、夕方からは窓を閉めて授業に臨むため、徐々に室温が上がる。「まだ冷房を使うんですか?」と先日ある塾生に言われたが、もし使わないと、30度を超えることがある。例年、冷房を使わなくなるのは、11月下旬。室温調節が大変である。

 体調を崩している塾生も多いようだ。今日も欠席が6名いた。ゆっくり休んで、また次回の授業で会いましょう!!

午前中の活用

2006年10月28日

 今日は朝から授業。学校見学等で欠席は数名あったけれど、今日中に補講まで終わらせた。自習に来る塾生も、今日は欠席もほとんどなく、夜は満員。

 できるなら昼間の時間を有効に使ってほしいと思う。学校で勉強しているものもいるので、一概には言えないけれど、昼間はつい遊びがち。というか、余裕をもって過ごしがち。余裕も大切だけど、入試まで余裕がある状態ではないと思うのだ。

 明日は日曜日。でも自習室は開いている。「日曜ぐらいは家で・・・」。分かるけど、明日の朝は何時に起きる? 明日の朝は自習室は9:30から営業開始! 

 休日は午前中に3時間以上勉強すると、その日1日が大変活用できる。 やっぱり日曜こそ早起きだね! 

中学生と高校生

2006年10月27日

 中学生は進度がゆっくり。学校では、丁寧に教科書を進めているようだ。

 一方、高校では、進度が速い。油断していると、数学の傍用問題集の宿題が数十問たまってしまう。そうならないように、授業時に指導はしているが、毎日指導できるはずもなく、生徒たちが土日に遊んでしまうと、次の1週間で取り戻すのが大変。というか、どんどんたまっていく。かわいそうだけど、これが現実。中学校時代にゆとりがある分、高校生になって忙しくなっている。

 特に理系は大変だろう。数ⅢCまでやらないといけない。世界史+地理or日本史などやっている時間はないのが実情だろう。

 「履修単位不足」の場合には、補習が必要というが、受験間際の受験生には、本当に気の毒。その補習は、いわゆる「内職」に専念する者が続出し、教師の「独演会」状況になりかねない。

履修単位不足問題(2)

2006年10月26日

 時間が経過するごとに、必修科目の未履修高校は増えていく。

 やはり、「ゆとり教育」がいけないのだろうか? 小学校から中学校へ、中学校から高校へと移行された内容が多くある。中学校で学ぶべき内容は明らかに減っている。その分高校の内容は増えている。高校での余裕がないのである。どんどん進まないと「センター試験」まで間に合わない。

 高3の入試直前の冬休みに補講を行って、どうにか無理やり終わらせている教科もある。授業時間は減り、一方で内容は増える、以前と比べれば、基礎的な学力レベルが下がっている・・・・等を考えると、高校の先生たちの苦労は理解できる。

 難しい問題。

 だが、現段階での判明程度では終わらないはずである。



履修単位不足問題

2006年10月25日

 「授業日誌」の内容からは外れるけれど、昨日から問題となっている「履修単位不足」問題のことも書こうと思う。

 「世界史必修」となったのは、10数年前だろう。私が現役高校生のときは、そんな制度はなかった。受験に必要なものを学習していた。「世界史必修」としたのは分からないでもないが、「世界史」を学ぶ前に学ぶべきことがある。

 それは、中学校での「世界地理」である。「世界史必修化」とほぼ同じ時期に、中学校の地理の教科書の「世界地理」の内容は選択履修となったはずだ。「フランス」「アメリカ」「オーストラリア」「ブラジル」などから、学校単位で、履修する国を決めて履修していた。当然学校ごとに習う国が違うことが多いので、入試にも出題することが難しい。

 (何年か前には、香川県公立高校の入試問題に選択履修範囲の問題が出題されて、採点対象から除外されたか、全員正解となったのである)

 授業時間数が少なくなったから、選択履修になったのであろうが、世界の国々のことを知らない生徒は増えた。例えば、国の名前を言っても、その位置を知らない。なのに、「世界史必修」。やはり、地理的な内容を先に知識として頭に入れる必要があると思う。

 今回の問題も、結局は「週5日制」に起因しているのだと思う。国公立大学受験を考えると、「週5日制」は厳しい。放課後の補習や土曜日の補講、夏休み等の補講を入れないと、合格学力は身につかない。
私立進学校の多くが「週6日制」としているように、公立高でも「週6日制」を復活させてもいいのではないかと考える。

 (実際、「土曜開放」「土曜講座」等の名称で、希望者は学校で勉強しているのだから、実質は変わらない)

 今回の問題での被害者は「生徒」である。入試が近づいているのに、(入試に不要な科目の)単位をとるために授業を受けなければならない。学校側は、生徒に配慮してやったことだと思うので、私は批判するつもりはない。問題は、教育行政である。「世界史必修」は、諸外国に向けてのアピールかもしれないと思うが、指導現場の実情をもっと考慮すべきだろう。

 現時点でも報道によれば、1万人以上の生徒がこの問題に関係しているようだ。まだまだ増えそうな予感がする。


 

 



校内実力テスト

2006年10月24日

 三木高校の「校内実力テスト」。1年生の英語は問題が易しかったようだ。実際に問題を眺めてみると、勉強している生徒にとっては易しい。

 だが、数学は、中途半端な勉強しかしていない生徒は解けない問題があるかもしれない。教科書は当然として、教科書傍用問題集、参考書(いずれも学校指定のもの)を完璧にやれば、100点とれる。ただ、そこまで勉強しようという気持ちがあるかどうかだ。

 何回も言っていることだけれど、学校の中だけで競争しても意味がない。「あいつに勝った。負けた。」とか言っているのでは、大学入試は戦えない。競争するのは、「見えないライバル」。入試当日になって、ようやく姿を現す。

 入試まで、「見えないライバル」を想定して、勉強するのは難しい。だからこそ、入試を体験したものがアドバイスをしなければならない。現状に甘んじることなく、先を見据えた勉強に取り組ませたい。



校内実力テスト

2006年10月23日

 三木高校では、今日・明日に「校内実力テスト」。範囲はあらかじめ示されているので、準備万端になるように1ヶ月ほど前から指示をしてきた。

 すでに範囲の学習を終えている塾生は、「確認テスト」も完璧になるまでやった。おそらく大丈夫。

 だが、「部活が・・・」「疲れて寝てしまって・・・」と、あれやこれやと理由をつけて後回しにしてきた塾生は、最近になってがむしゃらに取り組んでいる。その姿勢は、確かに評価できるかもしれないが、長期的にみた場合、実力に結びつくかというと、厳しいのではないかと思う。やはり、計画的に何回も繰り返すことによって、実力は養成されるのである。復習が一番である。

 部活でもそうだ。試合前だけ、一生懸命練習しても本番では勝てない。日頃から地道に練習しているチーム、個人こそ勝てるはず。

 数十(百)問もの問題は、やはり計画的に勉強しなければならないのだ。

 (より計画的に学習できるように私も指導しなければならない)

天体

2006年10月21日

 中3の授業。2つのコースとも、地球の自転公転の内容。ノート1ページを大きく使って図を描き、説明した。みんなよく理解できていた。「診断」には出るところなので、復習!

 ついでに「冬期講習」の話もちょっとだけ。ビビッていたように見えたけど、先生は本気。これまで以上にパワーアップ!! やるぞ~!!!

 今日は欠席者もほとんどなく、集中。学習中は本当に静か。咳払いをするのをためらう、という生徒がいるくらいである。その中で、誰かのカバンの中から携帯の着メロが・・・♪♪・・・。

 塾内は携帯電源OFF!! (静粛な中で着メロ鳴ると、一斉に視線が・・・。顔から火が出るくらい恥ずかしいよね!!)


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