塾長の授業日誌

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塾長の授業日誌

受験生に告ぐ

2025年09月09日

 中3、高3生は、部活も終わって、塾での受験勉強真っ只中ですが、1つ忠告。

 

 塾で勉強してるからといって、それで満足してるようではダメ。夕食後勉強してることは受験生なら当たり前のこと。他の受験生は皆やってる。時間数(勉強時間)だけが大切だとは思わないが、合格者の中に入ろうと思ったら、競争もあるわけだから、勉強量も必要。だから、放課後の時間こそ大切。これまで部活に費やしていた時間。もし、それを勉強時間に回せていない人がいたなら、もう第一志望はあきらめたほうがよい。自覚が足りない。世の中、そんなに甘くはない。


診断テスト

2025年09月04日

今日は、中3生の「診断テスト」でした。

今回からは、中2の学習範囲も加わったので、当然のことながら、第1回よりは問題も難しくなっています。例年、第2回、第3回「診断テスト」が終わったころに、「思ったよりも点数が取れないので、どうしたらよいか?」というような新規の方の問い合わせが増えます。それも、出題範囲が広くなり、難しくなっているからでしょう。

 

明日から順次答案や成績も返却されるでしょうが、大事なことは、何点取れたか、ではなく、夏休み中に勉強した成果が出たかどうか、思うように出ていなかったのであれば、どこが良くなかったのか、ということを分析して、10月の第3回に向けて、勉強の方針、計画を立てることです。

 

また、校内順位に満足するのではなく、より高得点を目指して、勉強することが大切です。「〇〇点取ったら合格できる」という巷の噂は、あくまでも過去のものです。今年がどうなるかは分かりません。間違いなく言えることは、「募集定員内に入れば合格する」ということ。より高みを目指すことが大切です。

第3回は、10月初旬にあります。9月下旬には、「中間テスト」もあり、その勉強も必要なので、「診断テスト」向けの勉強にすべての時間を割くわけにはいきません。テスト日程を考えて、いつまでに何を勉強すべきかを考えたほうがいいでしょう。

 

TOP進学教室の「中3特別選抜コース」は、「診断テスト」「入試」に特化したコースです。高松高校、高松一高、三木(文理)等の志望者対象で、210点以上得点できるように指導しています(現在満席です)。お問い合わせの方は、こちらから


成績最上位層の共通点

2025年09月03日

 成績最上位層について、共通点を挙げておきます。

 

① 成績最上位生は、教科書をよく読んでいる。これまで何十人も、1位の塾生がいましたが、例外なく「教科書好き」です。テスト前には、眺めています。一通り勉強が終わって総仕上げに使っています。もちろん、最後にだけ使ってるわけではありません。

 

② 100点を取れるくらい勉強を極めると、テストを受けるのが楽しくなる。出題者が、どこで引っ掛けようとしているのかが分かるようになる。塾でのテスト中にも、解きながらニヤニヤして、ウンウンうなずいているのはその証拠。

 

③ 成績最上位層は、ノート整理ばかりに時間をかけていない。カラフルで綺麗というよりも、むしろ見た目で分かりやすいシンプルなノートにしている。その都度、気づいたことはどんどん書き込んでいるイメージ。だから、筆箱には必要最低限のものしか入っていない。めったに使わない色のペンとかは入っていない。消しゴムも、よく消えるものを使っていて、長方形型。小さく丸くなってはいない。また、下敷きを愛用している。

 

 

④ 成績最上位層は、「なぜそうなるのか?」をよく考えている。丸暗記ではないので、「解法を忘れて解けない」ということが少ない。

 

⑤ 成績最上位層は、集中力がすごい。一気にさっと、ものすごいスピードで取り組める。

 

⑥ プリント類は整理できている。整理できていない場合もまれにあるが、どこにどのプリントが入っているかは把握していて、すぐに取り出すことが可能。

 

⑦ 学校の教科書でどこまで習ったかを把握している。「今日は学校で〇〇ページまで習いました」と、具体的な数字を言える場合も多い。

 

⑧ 休み時間は、きっちり休む。

 

⑨ きちんと敬語を使える。「おはようございます」、「こんにちは」、「こんばんは」、「有難うございました」が、普通に言える。使い慣れている。

 

⑩ 靴を脱いだときに、きちんと揃えている。次に来る人のことを考えて、詰めて置いている。

 

⑪ 学校の制服を正しく着用している。

 

⑫ 忘れ物がない。

 

⑬ 姿勢が正しい。椅子に座ったときに、背筋が伸びている。鉛筆の握り方が正しい。

 

⑭ わからないところは、納得いくまで調べたり、質問したりして解決する。

 

⑮ 生きたい高校、大学が明確に決まっている。将来の職業とか夢が、具体的である。

 

⑯ 丸付けに使う赤ペンの色は、普通の「赤」である。(ピンクとかではない)

 

⑰ 自分が集中して勉強に取り組める時間帯、場所がある。

 

⑱ 部活や生徒会、他の習い事などで、結構忙しい。

 

⑲ 提出すべき物は、期限までに遅れることなく提出する。いや、むしろかなり早く提出する。

 

⑳ 上記のことは、特別なことではなく当たり前のことだと思っている。


中3・高3受験生の放課後の時間

2025年09月02日

塾を始めて30数年、ず~っと受験生に言っていることですが、

「部活がなくなったら、放課後(夕方)の時間の使い方が大切! 合否を決める!」

と。

 

これまで部活に取られていた時間がなくなり、自由に使えるようになったのですから、それを勉強時間に回すのが合格への王道。

ですが、学校の授業が終わって帰宅したら、実は思うように勉強できない受験生が多いのが現実。

 

「暑いからちょっと涼んでから勉強…と思ってたら、そのまま寝てしまった」

「ちょっとだけスマホを…と思ってたのに、気が付いたら、あっという間に時間が経ってた」

 

というのはよく聞く話です。計画的に取り組める人は、それで構わないのですが、そうはいかない人はやはり、自分任せは危険です。

 

ということで、例年、放課後に自習室に来ることを推奨しています。一旦帰宅してからでもいいですし、高3生なら学校帰りに結構来ています。一旦帰宅する場合では、帰宅したらすぐに塾に来ることです。「ちょっと休憩・・・」これは禁物です。上と同じになってしまいます。

 

昨日も今日も受験生は放課後に来ていましたが、来る時間にもよりますが、夕食までに3時間程度の学習ができます! 

放課後(夕方)に勉強しないなら、部活をやってる時と、勉強開始時刻は変わらないです。つまり、以前と勉強時間は変わらないということで、部活がなくなって時間ができた意味がありません。

 

中3生は、夏休み前まで部活があった場合が多いので、この9月第1週にどう取り組めるか、です。

 


突き抜ける

2025年08月27日

 スポーツ界やまたその他の分野でも、中学生、高校生が活躍しています。彼ら、彼女らに共通してるのは、その分野では、「突き抜けている」ことですね。大人にも勝てるのです。

 

 おそらく、そのレベルまで到達するには、厳しい練習やトレーニングがあったことでしょう。それがあるから、現在の活躍があるのです。

 

 勉強も同じで、あるレベルを超えてしまうと、一気に勉強が楽に、そして楽しくなってきます。例えば、テストでも、出題者の出題の意図が見えてきます。「あっ、ここで引っ掛けてきたな。」とか、「この単語の2つの意味でミスをさせようとしてるな」とか・・・。そこまでのレベルに達すると、成績も一気に全国でも上位に・・・。

 

 でも、スポーツ界に比べたら、勉強の世界で活躍するのは容易です。オリンピックに行けるのは、どのスポーツでも数名でしょうが、東大なら毎年3000名合格できます。もっと幅を広げて、国立大学なら毎年約10万人。同じ学年の生徒10人に1人は到達できるのです。 勉強で、「突き抜ける」のは、そんなに難しくありません・・・。


中1数学で差がつく要因

2025年08月26日

 毎年思いますが、中1の夏休みくらいから数学に差がついてきます。「正負の数」の単元は、あまり差はつきません。

 

 差が出てくるのが、「文字の式」あたりから。 特に、文章内容を式で表す問題。個数や代金に関する問題はできますが、速さ、割合、面積体積の単位変換 になると、一気に差がつきます。

 

 で、この差がつく内容は、小5・小6の内容です。ほとんどが小5ですね。

 

 ですので、TOP進学教室の小学生の指導は、「割合・速さ・単位変換」等を念入りにやっています。特に、小6の1月、2月は、普通の塾なら、先取りで「中1の数学」をやってるでしょうが、あえて、「割合・速さ」、そして「比」を徹底的にやります。ですので、小6時に在籍していた塾生は、中学生になって、算数内容で困ることが少ないです。

 

 ちなみに、理科や社会も、小5・小6で習った内容の多くを、再度中1・中2で学習しますので、小5・小6時点での理解は非常に重要と考えています。

 

 なお、現在、小学部は満席の為、新規塾生の募集は停止しています。空席待ちは承っております。小学部は、小4~小6の合計で、毎年10名程度しか指導しませんので、一旦満席になりますと、新年度までお待ちいただくことが多いです。


「香統模試」返却

2025年08月25日

17日(日)に実施した中3の「香統模試」の結果を、今日から順次返却し始めました。

模試で大事なのは、何点取れたか、志望校の判定はどうか、ではありません。

どこが理解できていないのかを客観的に知ることです。

 

「よく理解できている」と自分では思っていても、みんなができていれば、それは普通のことであるし、「難しい」と思っていた問題を他の受験生が得点できていれば、自分の勉強が足りないということです。それを知るには、全員共通の問題を解く模試がベストです。

1問ごとの小問分析表も渡していますので、どの問題を取りこぼしているかも分かります。

 

間違った問題については、「診断テスト」本番までに、解きなおしを提出することが宿題になっています。

 

夏休みもまだ6日間ありますので、さらに点数アップの勉強をすることは可能です!

 

9月になって学校の授業が始まると、今よりも勉強できる時間は減りますので、この6日間が勝負です!


2025年08月19日

 私はいつも、「目指すなら東京の大学」と言っている。もちろん、地元の大学とか他地域の大学を否定しているわけではない。

 

 やはり、日本の中心地であり、政治、経済、文化などなど、その中心で住み、学び、感じるところは大きいと思うからである。これは、地方では経験できないことである。旅行で行くことは可能だが、それは、あくまでも旅行者としての感覚であって、表面上の吸収でしかない。

 

 そうした大都市で、住み学び感じたことを基にして、そのまま首都圏に住むのか、Uターンするのかを考えればいい。こんなことを言うと、地元定住を促進している行政関係者には怒られるかもしれないが、他地域の空気を吸うことも大事なはずである。ずっとその場にいると、他者から見れば「良さ」に見えるところもそう感じられなくなるし、「悪い」点も分からなくなる。一旦、その場を離れると、他と比較して客観的に見ることができるのではないかと思う。

 

 組織は、多かれ少なかれ、年配者が牛耳ってるところが多いので、若い世代に早めにバトンタッチすることも大切。経験も大切だが、これからの時代、人口減少で経済も縮小に向かうのは間違いないので、その長い経験が果たして今後生かせるのかどうかも微妙。そういう意味でも、新しい感覚は必要。 

地元よりも東京の方が新しい感覚は得やすいと思っている。


学校の枠を超える

2025年08月18日

 大学受験の話です。

 

 「定期テスト」前になると、定期テストの勉強に専念するのが当たり前のように思われてますが、私の考えはちょっと違います。

 

「定期テスト」の勉強は、日々予習・復習・宿題をきちんとやっていれば、そんなにがむしゃらにやらなくてもいい、という考えです。その代わりと言ってはなんですが、自らに課したノルマとしての学習は、テスト期間中であっても継続すべき、だと思います。

 

つまり、 「自らに課した日々の学習ノルマ + 日々の学校の予習・復習・宿題」 のペースは、テスト期間中であろうとなかろうと、維持する、ということです。

「日々の学習ノルマ」は、個々によって異なりますが、例えば、「英語の参考書6ページ、数学の参考書4ページ」とかですね。これは、いつまでに終わらせるか、終わらせねばならないかを考えて、ノルマを決めるわけです。だから、途中で、テスト期間があって、そのノルマも休んでしまうと、終わる時期も遅くなってしまいます。そうならないように、日々の継続した学習ノルマを優先させるとういうのが、私の考えですし、自らも実行してきました。

 

「推薦入試」等を考えれば、「定期テスト」も重要ですし、「定期テスト」の時こそ、学習内容を定着させることができるのは間違いありませんが、もっと余裕をもって、「定期テスト」を受け止めることができるようになれば、力はどんどんついていくように思います。

 

そのためには、日々の学習時間が必要なわけで、「定期テスト」の勉強だけで、めい一杯であるなら、日々の学習習慣を再検討したほうがいいでしょう。


意識改革

2025年08月17日

 今日は、中3生は「香統模試」でした。と同時に、高1・高2生も、全国模試を行いました。

特に、高校生の模試は、たやすく解ける問題は少なく、かなり考えて粘って解かないといけない問題が多いです。その点は、中学校のときとは大きく異なります。中学校のときは、少なくとも一度は見かけたことがあるような問題が模試にも出題されるわけです。ですから、それなりに解けるし、覚えていればどうにかなるレベルです。

 ですが、高校生の模試になると、そうはいきません。知らない単語も出てくるし、見かけたことがないような問題も出題されます。ですが、そんな問題を解ける人も全国にはたくさんいるわけです。彼らは当然勉強してるから解けるわけです。「この単語習ってないし、こんな解法知らないし・・・」とか言ってる場合ではありません。その単語を知っていて、その解法を知ってる人はいるわけです。

 

 であれば、日頃の高校の授業の宿題、予復習以外にも、それ+αの勉強が必要です。英単語を覚える、古文単語を覚える、数学の問題集をする、英語の構文の参考書をする、などなど、やるべきことはいくらでもあります。そうした日々の蓄積を増やしていけば、模試の際にも解ける問題は増えていくはずです!


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