塾長の授業日誌

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塾長の授業日誌

自分のレベルに合わせるのではなく、受験校のレベルに合わせる

2020年03月26日

「自分の現在のレベル」に合わせた勉強をしていると、はっきり言って、受験校の合格はほど遠いです。なぜなら、現在のレベルから脱出できなくて、受験校のレベルにまで届かないから。

 

 毎年、中3生には言いますが、「特別選抜コース、選抜コースは、みんなの今のレベルに合わせて教えることはしない。合格できるレベルに合わせて教える。だから、難しいこともあるかもしれないけど、それを乗り越えないと合格は手にできない」と。

 これは、高3受験生もそう。問題集を指示する場合でも、このレベルの問題集をやらないといけない、ということは言います。

 私がいちいち言わなくても、高3受験生なら分かることです。どこまでのレベルまでやらないといけないかは。入試の過去問をまず1年分解いてみてください。現状とのギャップが分かるはずです。


今年も

2020年03月25日

 塾前の三木町役場沿いの桜が咲き始めました。例年よりも早いです。

毎年、カメラやスマホで写真を撮られている方を多く見かけます。車や自転車、歩行者の通行もありますし、川沿いですので、撮影時にはご注意を・・・。


「春期講習」開講

2020年03月24日

 今日から「春期講習」開講です。

 新中1生も今日から、夜の時間帯での授業になります。初めは眠いかもしれませんが、徐々に慣れていってください。

 新高1生の「ハイレベル英数」も今日からスタートです。高松高校、一高レベルの指導を行っていますので、進度も速いです。復習して宿題を必ずやって理解しておいてください。解答解説は配布済みですので。

 

 体験授業は順次行っておりますが、満席のコース、学年も生じております。また、残席が少ないコースもありますので、ご希望の方はお早めにご連絡お願いいたします。なお、事前の面談は必須です。


ゆるくないです

2020年03月23日

 先日も体験授業後の感想で、「楽しかった。おもしろかった。」というのを頂きました。

 ですが、私はおもしろいことを話した記憶はありません。また、意識して、面白いことを話すことはありません。実際の授業を体験すれば分かりますが、みな静かに取り組んでますので、面白いことを話すような雰囲気ではありません。

 おそらく、「分かって楽しかった」ということだと思います。

 

 TOP進学教室では、そういう「楽しさ、おもしろさ」を求めている塾生を募集しています。


新中3「特別選抜コース」「選抜コース」開講

2020年03月21日

 2020年度の新中3生の授業が今日からスタートしました。

「診断テスト」「入試」向けの内容を指導する「特別選抜コース」「選抜コース」が、今日から始まりました。初日なので、まずは、高校入試の仕組みや、重点的に勉強すべきことなどを最初の1時間で話しました。これって、実は最も大切です。やみくもに勉強すればいいのではなく、時期ごとに勉強すべき内容、使用すべき教材の指示もしました。

 そのあとは、数学と理科。学校じゃあまり取り組まないようなことを重点的に指導しました。やり方さえ分かれば簡単ですからね。

 来週は、英語の「確認テスト」もありますが、合格は100点のみです!


指導方針

2020年03月20日

 TOP進学教室は、入塾の際に、面談を必須としています。これは兄弟姉妹でも同じです。

「友達が薦めてくれたから」といって、自分に合っている塾かどうかは分かりません。塾には相性があります。

 ですので、その方針を説明して、納得していただく必要があります。場合によっては、その場でお断りするときもあります。

 方針はいくつかありますが、「定期テストの過去問はしない」「分からないところをすべて教えることはしない。まずは、考えさせる、調べさせる。それでも分からなければ、徐々に教える。」「分からないところは、自ら質問する」「高校受験、大学受験は、ゴールではなく、あくまでも通過点である」など。

 これだけでも、通塾の選択肢から外れた方もいらっしゃると思いますし、逆に、通塾したいと思われた方もいらっしゃるでしょう。

 また、驚かれる方も多いですが、個人塾ですので、私がすべての生徒の授業も面談もします。ですので、方針のブレはありません。

 個々の指導内容については、事前の面談で決めていきます。年間を通じて数回の面談もありますので、そこでも指導内容を確認、修正することもあります。

 

 例年、満席でキャンセル待ちになるコース、学年が生じています。最長で1年間お待ち頂くことになりますので、入塾のご検討はお早めにお願いいたします。


2020年度公立高校入試問題分析 【理科】

2020年03月13日

今日は理科です。

 

問題1 A (1)平易

      (2)平易

      (3)水と砂のあたたまり方の違いに関する問題。砂の方があたたまりやすいことは知っていると思われるが、それを密度と関連付けて答えるのは、難しかったかもしれない。

 

    B  (1)平易

       (2)a   平易

          b 半年後には、地球も金星も移動していることに着目する。半年後の位置さえつかめれば、見え方は容易に答えられる。

 

問題2 A (1)a  平易

          b  最短の時間を求めるので、脳での判断は0.1秒、速さは90m/sで計算する。

                             伝わる長さは、75+25+25+55=180㎝=1.8m

           0.1+1.8÷90=0.12

      (2)平易

    B (1)平易

      (2)平易

      (3)平易

      (4)平易     Bの問題は基本なので、易しい

    C (1)平易

      (2)平易

問題3 A (1)平易

      (2)実験Ⅰのビーカー内に追加で溶かすことに注意。

      (3)平易

      (4)Dが塩化ナトリウムと示されているので、正解は導きやすいはず

                  (5)水100g と 水5g では比較することができないので、どちらかに合わせて計算して求めるか、比を使って求める。

   

    B (1)平易

      (2)平易

      (3)香川県公立入試に頻出問題。例年並みの難度。酸素の質量から比例計算すればよい。

 

問題4 A (1)平易

      (2)平易

    B (1)ばねを40cm引くことになるから、速さで割って求める。

      (2)平易

      (3)間違いやすい問題。よく考えないと間違える。

      (4)平易

      (5)計算は必要だが、丁寧に計算すれば、公式通りなので、容易に求められる。

    C (1)平易

      (2)平易

      (3)平易

      (4)並列回路で、20Ωの電熱線に流れる電流を求める。そうすれば、電熱線Xに流れる電流も求められるので、抵抗も分かる。

      (5)平易

 

【全体】 例年通りの出題。平易な問題は、だれでも解けるレベルの問題なので、差がつきにくい。一方、計算問題は、問2A(1)、問3A(2)(5)、B(3)のように差がつくと思われる問題もある。その他の計算問題も含めて、計算問題で得点差がつくように感じる。また、問題文が14ページまであるので、速く問題を読み取る力も必要。時間配分を考えて、できる問題から速く解く練習が不可欠。 


2020年度公立高校入試問題分析 【英語】

2020年03月12日

 今日は英語です。

 

問1 リスニング 省略

問2 会話文 (1)平易だが、前後をよく読み取らないと誤りやすいものがある

       (2)平易

       (3)平易 教科書にも載っている表現

 

問3 長文読解 (1)平易 教科書にも載っている表現

        (2)平易

        (3)並べ替え 平易

        (4)英作文 間接疑問文なので、疑問詞+主語+動詞の語順になることに注意

           (3月7日の「特別選抜コース」「選抜コース」の授業の並べ替え問題で演習済み)

        (5)平易

        (6)並べ替え I thought か、I needed のどちらから始まるかで悩んだんかもしれないが、I needed でいくと、to speak perfect English と続き、I thought の持っていき場所がなくなるので、I thought から始まる。  多少難しいかもしれない。

        (7)平易 教科書にも載っている表現

        (8)平易

        (9)教科書の例文レベルの問題  want  人 to ~ の構文を使う

 

問題4 長文読解 (1)標準 前後の会話の内容から考えれば分かる。

         (2)平易 ただし、この辺りから長文の内容が分かりにくくなったかもしれない。欄外で意味を示されている単語が増え、読むスピードが落ちるかもしれない。

         (3)「掃除を通しての」ということから考えれば、選択肢は容易に絞れるはず。

         (4)soの内容は直前に書いてある

         (5)「拓海の誘い」と問題文に記されてるからその誘いの内容を書けばよい。

         (6)長文の終わりの方の内容も理解するのに苦労したかもしれない。ただ、選択肢を見ると、明らかに違うものもあり、正解は導ける。

         (7)(a) 過去形で答えることに注意

            (b)   平易

         (8) 文章の内容が途中から分かりにくくなった人は、選択に迷うかもしれないが、標準レベル。

 

問題5  英作文  4年連続で伝統的なものや行事について、紹介する英作文。4年間、すべて教科書に載っている内容からの出題であるので、教科書中心に勉強しておけば、慌てる必要はない。サンシャイン、ホライズンの教科書のどちらで習っていても答えることができるように、3題から1つ選択して解答する方式。恐らく来年度までこの出題形式が続くと予想される。

(3月7日の「特別選抜コース」「選抜コース」の授業では、出題予想を教科書別にリスト化して、指導済み。もちろん、出題された3題は、出題予想リストに掲載されていた)

 

 

【全体】 出題形式は例年通り。 一部、選択に迷う問題や長文の内容が理解しにくい(例年に比べて)ものがあるので、例年よりも、少しだけ難しいと思われる。


2020年度公立高校入試問題分析 【数学】

2020年03月11日

公立高校入試の問題分析です。まず今日は、数学。

 

問題1   計算問題。特に難しいものはない。

問題2 (1)(2)とも平易。

    (3)は安易に、GBの延長上に点Eがあると考えてしまうと間違う。△ABCは二等辺三角形ではない。 いろいろな解法があると思われるが、ABをB方向に延長し、それにGから降ろした垂線との交点をHとすると、△ABCと△HGBは合同になることから、BH=CAとなり、これが、△BDGの底辺をBDとしたときの高さとなり、面積を求めることができる。  〈難〉

 

問題3 (1)平易  数え上げればできる

    (2)平易  最頻値の意味を問う問題 

    (3)2次関数  ア 平易

             イ AB:BC をx軸上での比に移動して考えれば、Cのx座標はすぐに求められる

    (4)一次方程式の文章題  標準  「120円余った」というところの立式さえ間違わなければ解ける。

 

問題4 (1) 平方数の問題 三平方の定理絡みの問題。会話を読み取っていけば、ヒントが与えられているので、数を代入すれば、容易に解ける。会話文の説明している内容を読み取れるかどうかの問題であって、数学よりも国語読解力を問うような問題。イの問題は、実は表を右に延ばして書いていけば、求めることもできる。

 

    (2) 今年の入試で一番点差がつきやすい問題。この問題までは、問題2(3)を除いて解きやすく、時間もかからず、すんなり来れたはず。が、いきなり難易度が上がる。通常の動点問題と異なって、三角形の底辺と高さをどうするかが一番のポイント。比をつかって解いていかないといけない解法もあり、受験生には難しかったのではないかと思われる。

       ア △ABQなので、底辺の比で面積を求めることができる。

       イ おそらくここで手が止まった受験生も多いはず。比を使えば、面積を求めることができる。 〈難〉

       ウ イができていないと、ウは解けない。イができていれば、ウは立式は容易。ただし、解の公式を使わないといけないので、計算が間違っているのではないかと不安に感じた受験生もいることだろう。  〈難〉

 

問題5 (1) 平易  証明であるが、教科書レベル

    (2) 難  ただし、例年よりは証明しやすい。CF//BH  が成り立つので、それを利用しても証明できる。

 

 

【全体】 例年並みの出題傾向。大きく傾向から外れたものはない。問2(3)、問5(2)、問4(2)イとウ 以外は、容易に解けるので、39点は得点可能。問4(2)イが解けてるかどうかで、あとプラス5点取れるかどうかがわかれると思う。他県と比べても、平易な問題が多いし、出題傾向も変わっていないので、大学入試を意識して思考力を必要とする出題をすべきである。場合によっては、一部、自校作成問題とするなどの対応も検討してほしい。

 

 

 

 


長期休業中にすべきこと 【中2・数学】

2020年03月09日

 中2の数学で最も差がつくのは、一次関数です。これを確実に理解できるかどうかで、高校入試の関数問題が解けるかどうかが分かれてきます。

 高松高校を目指すなら、動点問題はどんな問題でも解けるようにしておくべきです。教科書はもちろんのこと、数学演習、プリントなどはすべて解けるように。中1数学のところでも記しましたが、数学演習は良問揃いです。

 次いで、証明問題。入試には2問必出です。配点は、50点中7点もあります。定義、定理を覚えるのはもちろんこと、実際に証明を自力ですべて書けるようにしてください。最初はなかなか自力では書けませんので、写すようなやり方でも構いません。徐々に書き方を覚えてください。教科書や数学演習、章末問題等を使って、練習してください。理想は、書いた証明をだれかに添削してもらうことです。

 そして、連立方程式の文章題。特に、速さ、割合を用いた問題はどんどん練習すべきです。学校では、ほとんどやっていないですからね。


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